【読書メモ】『リーダーの仮面』

■概要

「識学」とは、組織内の誤解や錯覚がどのように発生し、どのように解決できるか、その方法を明らかにした学問。
この本は、識学のメソッドを元に、「若手リーダー」に向けてマネジメントのノウハウを解説。
知っておくべき「大事なポイント」が記載されているため、
マネジメントをしている側もされている側も読んでほしい1冊。

■感想

1.「仕事」において重要なこと

仕事は数字で見るべきで
いかに当たり前の基準を引き上げていくかだと思う。
人間のレベルの違いはたかがしてれていて、
成長速度の違いは
最初のコツを掴むのが早いか遅いかの違いだけ。
1.2年もしたら皆それなりに仕事をこなせるようになる。
この成長速度を速めるか否かはマネジメント次第だ。

2.マネジメントがすべきこと

マネジメントがまずすべきこと以下2点であると考える。
・やることを明確にする
・目標設定を具体的に定め、短期的な目標も同時に定める。

これを明確にしないで放任していると
プレイヤーは迷う時間が多く、
仕事の目指すポイントがわからなくなってしまう。

3.マネージャーの声掛け

「過剰にほめてはいけない」はまさにそうで
私がこの人すごい部長だと思った人も
私がハイ達成した時だけ褒められ、
ただ達成した時は「来月も頼むな」と言われただけであった。
これは達成は当たり前、
むしろ達成しなかったら焦った。

MTGでは具体的にどうするか、感情どうこうは言わず、
「今週は?」「どこにアプローチする?」と
問うことしかしなかった。

もちろん、最初は困惑した。
しかし毎週問われ続け、私の答えに対しFBをもらい続けると
「思考の癖」が身に付く。

これは社会人としての土台となったと実感している。


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