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ちいさな世界

息をするように本を読んでいたい。読まなくとも、本棚を眺めたり本のある空間にいるととても落ち着く。出版不況と言われて久しいけれど、本を売っているところはけっこうある。だけど、ワクワクするところとしないところがあることに気づいた。

今日は古本ないちにちで、古本屋さんと古本市に行った。高校生くらいに本を読むようになってから、新刊を買うことが圧倒的に多かったのだけど、大学2年くらいから古本も買うようになった。お金、ないからね。でもそのあとまた新刊ばかりだったのだけど、ここ最近は古本屋さんの魅力が自分の中で、高まっている。

新潟にはいくつか古本屋さんがあるけど、沼垂のfish onというお店がとにかくいい。置いてある本が好み(むかしのPOPEYEとか売っている!)だし、なにより予期せぬ出会いがある。が故に、選ぶの苦手な僕は買いすぎてしまうのだけど…。

今日も今日とて5冊も連れて帰ってきてしまった。本屋さんがかく本屋さんの本がだいすき!あと内沼さんの本はあれば買いたくなる。
お会計を終えたあとに店主さんが作っているというフリーペーパーをくれたのがうれしかった。こんどゆっくり読みます。一番左の薄いやつです。

そんなこんなで、あー今日も買っちゃったなあ、と思っているときに、古本市がやっているチラシを目にした。近いから行ってみたら、店主さんたち一人ひとりの世界が広がっていて、まあ魅力的なこと!小さくても本を売るところって個性があって魅力が凝縮されてて、いい空間。もちろんジュンク堂もすきだけど!お店の人と話しつつ、また本を買ってしまいました。

ZINEがとてもよかった。ベトナム行ってみたくなった〜。ヨーグルトコーヒー気になるぞ〜。素敵な、ある意味奇跡的な出会いもあったので、行ってみてよかったし、こういうのがうれしいですよね。行動しているひとはすごいし、意欲がふつふつしてきます。

本を売っているだけならコンビニもそうだし、ブックオフもそうなんだけど、やっぱり意思を持って作られた本棚というか、ひとつの小さな世界が広がる本屋さんのほうがワクワクする。そういう場所がもっともっと増えたらきっとすてきな街になるだろうなあ。と思った一日でした。あ、最初の写真は下北沢B&Bです。またいきたい。

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