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エイプリルフールじゃない日だおめでとう

今年は土曜日だったけど企業アカウントで面白企画をやっているところも多いようですね。ネットサーフィンしてまで、とも思わないので見ていませんがタイムラインにちょこちょこシェアされているのを目にします。

企業のエイプリルフールネタはドヤ顔になっても鼻白むし、本気度低いと相手にもされないし、第三者から評論家的に見られやすいしで、広報に関わる立場としては扱いづらいというか関わりたくないなというか絶対やりたくないと思います。あれはうちは関係ない、やんごとなきご身分の方たちの遊びなんですよ、と思うことにしています。

まあそんな1日は、思春期の頃のバレンタインデーがそうだったように息を殺して布団をかぶっていればやり過ごせるものなのですが、問題はそれ以外の364日の話です。

プレスリリースであれオウンドメディアであれSNSであれ、見出しやらキャッチ、オリジナルで面白い情報発信をしてバズらせたい、サイトに来て欲しい、商品を知って勝って欲しいとしのぎを削っているわけです。

もちろん商品やサービスのいいところ、オススメしたいところを、角度や表現を磨いて、あるいはストーリーを作って、並びにSEOも工夫して紹介しているわけです。代理店であれメーカー、サービス主であれこれは一緒ですよね。

で、その見せ方を総合的にプロデュースする媒体がある、と。

まああっちこっちをにらみながらやってるわけですが、そんなしがらみをいっちょ取っ払って面白いことだけ考える祭やろうぜってのがエイプリルフールなんだとしたら、、

今年は地合いが悪いよね。
エイプリルフール以外の日でウソこいてシュンとなっているところでね。

見出しが釣りであるか、やらバックエンドの存在を嗅ぎ分ける力が誰でも麻薬犬的に研ぎ澄まされている中で、トリッキーなテクニックはもうないと思った方が精神的にいい。

そんなのむかしSEOでいっぱいお金と時間使ってわかった話じゃないですか。なので中の方々は多分ある頃からはっきりとわかっていると思う。

だから多分、きわどいワーディングのテクニックやシェアの仕組み化がゴールではないんですよね。ネット発の情報発信を、広告広報のポートフォリオのなかで増強するというとこなのではないでしょうか。やっぱりSEOじゃないか。

そういう意味でネット広告費はもう縮みはじめてもいい頃だし、高くても「書ける人」の争奪戦が熾烈になる気がします。なってるかな。

こういうにわか評論家を生むんだよ、エイプリルフールはさ。戻る。

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