「コーチングが人を活かす 鈴木義幸」読書メモ②

■SKILL3 チャンク・ダウン かたまりをほぐす

チャンク=かたまり=抽象的な状態

相手の話の中にあるかたまりを、質問によって、自分の中で”絵”になるまで具体化していく。

・商談において、ヒアリングすることで問題を浮き彫りにしていくことと似ている。問題や、課題を具体化することで、物事をはっきり捉えることができるようになる。

■SKILL4 すぐに答えられる小さな質問をする

”大きい質問”に答えるには、自分の意識を深く内側に入り込ませる必要がります。

大きい質問をする前に、まず小さくて必ず答えられる質問からはじめる。

・もとめる答えが大きい質問。例えば、「将来のビジョンは?」などは、答えるために答える側の準備運動が必要。

まずは小さな質問、例えば、「今日のお昼は何食べた?」のような質問からはじめて、大きな質問にうつっていくことで、相手も答えやすくなる。

商談にも生かせるテクニック。”小さなイエスを取る”と似ている。

■SKILL5 ”なぜ”のかわりに”なに”を使う

人は”なぜ”や”なんで”といわれると、現実を客観的にとらえてその理由をあげるというよりは、とりあえずそれ以上攻撃されないように防御壁を築きたくなります。

”なぜ”や”なんで”ときかれるのはほとんどが、悪いことをしたとき。その言葉には、攻撃的なニュアンスが含まれてしまっている。

「なぜ目標達成しなかったんですか?」

ではなく、

「なにが具体的に目標達成の障害になったんですか?」

ときく。

”なぜ”は防御的な姿勢を引き出す可能性がある。

”なに”が相手を警戒させず答えやすくさせる。相手に客観的な視点をもたせることができる。

■SKILL6 沈黙を効果的に活用する

「好きなだけ時間を使ってゆっくり考えてください。それまで黙っていますから」

相手に一度このメッセージを伝えておくと、2人の間に沈黙はどう使われるべきかの合意があるため、変な緊張が生まれずにすむ。

「ゆっくり考えて。黙っていますから。」

と伝えれば、沈黙は怖くない

・心理的安全性を高める良いテクニックだと思う。毎週のミーティングの際に使っていく。自分はついつい、しゃべってしまうタイプ







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