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ブックラボ、こんな時期だから改めてnote始めます。

ひさしぶりに店舗へ行き、誰もいない店内を見て思わず涙が出そうになりました。
本たちも椅子もテーブルも、なんだか切なげ。こんなBOOKLABTOKYO見たことない。

この席にはあの人がよく座られていたな…、いつもアイスラテを頼むあの人はお元気だろうか…など、みなさんを思い出してはこの状況を痛感させられました。

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現在BOOKLABTOKYOは、4/6より当面の間休業しています。
しばらくは席数を減らし、お客さま同士の距離を取っていただくなどの対策をとり営業していましたが、お客様とスタッフの安全確保のため、このような判断となりました。

いつも来ていただいたお客さまには申し訳ありませんが、どうか今は一緒に頑張りましょう、という気持ちです。

これまでのBOOKLABTOKYO

さて、BOOKLABTOKYOは2016年6月にオープンしました。
「小さな本屋でも無く、とは言え沢山の本が探せる大型書店でも無い。静かに打ち合わせも出来たり、訪れると新しいアイデアが生まれてくるような場所でありたい。」
そんな思いから、当時株式会社Labit 鶴田浩之がクラウドファンディングを立ち上げ、目標金額の倍近く、141人の方にご支援いただきオープンすることができました。

新たな取り組みをスタートさせた2年目

特殊な立地ということもあり、ブックカフェの経営を軌道に乗せるのは容易ではありませんでした。
そこで、2年目を迎えたBOOK LAB TOKYOでは、新たな取り組みがスタート。2017年8月より新たにCEOに就任した西村創一朗により、コミュニティ「BOOK LAB OWNER'S CLUB」が提案されました。マイクロオーナーとして一緒にお店づくりに参加してくれませんか?というもの。

日々のオーナーさんのご来店と、毎月のテーマをもとに選書してもらう「BLOC本棚」など、さまざまなご職業、個性豊かなオーナーの皆さんに盛り上げていただきました。

ついに3年目を迎える

さらに、2018年3月1日、現在の運営会社であるインフォバーングループへと譲渡されました。グループが運営するさまざまなメディアとの取り組みがここから始まっていきます。

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また、この頃から雑誌や書籍などメディアに取り上げていただけるようになり、日中は満席となることが多くなりました。ビルの老朽化によりエスカレータが使えなくなるというまさかの事態の中、それでも足を運んでくださるお客様に感謝の気持ちでいっぱいです。

4年目を迎えようとしている今

そして2020年4月、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、現在は臨時休業。
「お店大丈夫?」「早く落ち着くといいね」「また会える日を楽しみにしています」
お客さまや出版社さま、以前のオーナーさんなど、多くの方にご心配と励ましの声をいただいております。
常にさまざまな困難と戦ってきたBOOKLABTOKYO、今こそ頑張りどきです。

BOOKLABTOKYOは、他の書店とちょっと変わっています。

スタッフだけの力ではなく、この場所に来てくださる皆さまによって、作られてきた店だからです。

これから新しい価値を提供できるよう、準備を進めていきますので、どうか暖かく見守っていただけたら幸いです。

BOOK LAB TOKYOスタッフ 富澤

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