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【読書について】目次を書き写す

こんにちは。

ぼくは決して「読書家」を自認しているものではありませんし、読書よりかはむしろ、クラシック鑑賞の方が好きな方です(どちらも素人です)。それでも、時々どんな風に本を選び、本を読んでいるのかを尋ねられることがあります。そんな時には、ついつい得意気に「語って」しまいます。このnoteは、そんな戯言の延長としておつきあいくださるとうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

今回取り上げる話題は、読書に際して、「これは」と思った本については目次を手元に書き写しているということです。これは、特に論説的・評論的な文章に適した方法ではないかと思っています。手書きでもいいし、PCやスマホでもいいし、目次を書き写すんです。どの深度(大項目・中項目・小項目など)まで書き写すべきかまでは申し上げられません。その都度ご判断いただければよいと思います。ぼくは、Evernote や Scrapbox といったサービスに転記しています。以下に、最も最近 Evernote に転記したものを掲げておきます。岩波ジュニア新書の『憲法読本 第4版』(杉原泰雄著)の目次の一部となります。

杉原泰雄『憲法読本 第4版』目次より

(これ以上画像の縮小はできなかった・・・)

これをしておくとよいことは、
①全体の概略が頭に入り、適宜参照できるようになる、
②いま、自分が全体のどの辺りを読んでいるのかを把握しやすくなる、
といった点でしょうか。

「目次」とは、単にこれから何について書いていくのかを紹介しているだけのページではありません。全体の構成、骨子を簡便にまとめたものであると言えます。これが頭に入っていれば、どこを読んでいるのか迷うことはないと思います。しかし、いつもそれを意識しておくことは難しいと思いますので、読み始める前にひと手間かけて、書き写しておくのがよいと思うのです。

何も全部の読む本について行うべきだとは言いませんし、目次の全項目について書き写せとも言いません。これはしっかり読みたい、身につけたいと思っている本だけでいいと思います。大項目だけでも結構。とにかく、自分にとっての「座標軸」になりそうな項目を書き出すことが大事だろうと思います。

さらに。

電子データとして作成しておくと、「よいこと」がもう一つあります。編集や追記が可能であることが、電子データ、つまりPCやスマホに転記することの「長所」となります。つまり、この「目次データ」に、適宜要点等をメモとして追記していくんです。そうして1冊読み終わったときには、あら不思議、「読書ノート」のできあがり、ということになるんですね。

いかがでしたでしょうか。「狙って」行う必要はありませんが、目次を転記しておくと、それが「読書ノート」に発展することもあるんですね。お一人お一人の「読書ライフ」に、何かアイディアのつけ足しとなったのなら幸いです。最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。2022年もたいへんお世話になりました。どうぞよいお年をお迎えくださいますよう。それではまた。




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