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100分de名著を語ろう:レジュメ一覧

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clubhouse内で展開しているクラブの「100分de名著を語ろう」についての記事をまとめてあります。
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#レジュメ

【100分de名著を語ろう】シャーロック・ホームズ スペシャル③④レジュメ

こんにちは。 先週(09/21)は体調不良のためにルームを開けませんでした。ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。本日は開催いたしますので、なにとぞよろしくお願いいたします。 今回も簡便ながら、小見出し等を抜書きした上で、レジュメとしてご提供いたします。どうぞご覧ください。なお、テキスト執筆は廣野由美子さんです。 テキストの目次【はじめに】世界一有名な探偵、シャーロック・ホームズ 【第1回】名探偵の誕生 【第2回】事件の表層と真相 【第3回】ホームズと女性 【第4回

【100分de名著を語ろう】シャーロック・ホームズ スペシャル②レジュメ

こんにちは。 本日(23/09/14)21時からのclubhouse「100分de名著を語ろう」は、廣野由美子さんによるシャーロック・ホームズ スペシャルの第2回めとなります。大幅に仕様が変わり、正直戸惑うところの多いclubhouseですが、まだしばらくはこの音声SNSを使っていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。 前回第1回では、「名探偵の誕生」として「緋色の研究」「グロリア・スコット号」が扱われました。今回のテキストでは「事件の表層と真相」として、

【100分de名著を語ろう】司馬遼太郎『覇王の家』第3回・4回

こんにちは。 先週8月24日(木)は、私用のため「100分de名著を語ろう」ルームをお休みといたしました。その関係で、『覇王の家』第3回放送分と第4回放送分とは、本日8月31日(木)21時から、まとめて扱うこととしております。お含みおきください。 テキストの小見出し(第3回)律義者から謀略家へ 銘品「初花」献上の真意 すぐれた人物造形の根拠 「小牧・長久手の戦い」の真の勝者はどちらか? 「三河かたぎ」の功と罪 人間を描いて歴史を描く テキストの小見出し(第4回

【100分de名著を語ろう】司馬遼太郎『覇王の家』①

こんにちは。 8月7日(月)から、新しい「100分de名著」のシリーズが始まりました。今月のテキストは、安部龍太郎さん解説による『覇王の家』(新潮文庫)で、原著者は生誕100年という司馬遼太郎です。今月も、10・17・31日とよろしくお願いいたします。いずれも木曜日21時から、clubhouseでルームを開きます(24日は私用のためお休みといたします)。 テキストの目次【はじめに】唯物史観、進歩史観に対抗する「人間史観」の物語 【第1回】「三河かたぎ」が生んだ能力 【第2

【100分de名著を語ろう】林芙美子『放浪記』第4回

こんにちは。 好評を博していたEテレ「100分de名著」の林芙美子『放浪記』の回は、7月24日(月)に最終回が放送されました。次週31日(月)は、この最終回が再放送される予定ですので、その月曜を受けた8月3日(木)の「100分de名著を語ろう」ルームは、秋満吉彦プロデューサー著の『名著の予知能力』(幻冬舎新書)を扱おうと思っています。よろしくお願いいたします。 テキストの目次(再掲)【はじめに】「不幸な人」だなんて、とんでもない! 【第1回】「悪」の魅力 【第2回】お人好

【100分de名著を語ろう】林芙美子『放浪記』第2回

こんにちは。 2023年7月度の「100分de名著」のテキストは、林芙美子の『放浪記』です。第1回放送分(23/07/03)についてのTwitter等での反応は、概ね好評だったように思われます。今回のレジュメでは、第2回放送分(23/07/10)「お人好しの嫌われ者」について、テキストも含めて振り返ります。担当講師は、柚木麻子さんです。 テキストの「小見出し」切れ味鋭い男性批判 唯一の「いい人」、松田さん 「いい人はモテない」は名作の条件? パワハラとセクハラ 生

【100分de名著を語ろう】ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』③

こんにちは。 今月のテキスト『ショック・ドクトリン』は鮮烈な内容で、読んだり見たりするものしんどいのですが、来週の回では「希望」が見出せるのではないかと期待しています。もう少しおつき合いください。今回はまず、テキストの目次を再掲して全体を眺めることとします。 本日(6月22日)21時からの回で扱うのは、第3回分です。 テキスト中の小見出し脱近代化するフリードマン理論――国家機能の民営化 政府と民間企業の間の見えない「回転ドア」 民営化の弊害が露呈した9・11同時多発

【100分de名著を語ろう】ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』②

こんにちは。6月度の「100分de名著を語ろう」では、先週に引き続いて、ナオミ・クラインの『ショック・ドクトリン』を扱います。担当講師は堤未果さん、第2回放送分のタイトルは「国際機関というプレーヤー・中露での『ショック療法』」でした(6月12日放送)。clubhouseでのルームは、6月15日(木)21時から開催いたします。 テキスト上の小見出し※便宜的に①等の番号を割り振っています。 ①債務独裁時代の幕開け ②融資を条件とした支配 ③アジア通貨危機――韓国の「国民的屈辱の

【100分de名著を語ろう】ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』①

こんにちは。 今回から6月29日(木)までの「100分de名著を語ろう」では、カナダのジャーナリストであるナオミ・クラインの『ショック・ドクトリン』を扱います。このレジュメでは、通例とは若干異なった構成をしています。ぼくの「主観」が多めに盛り込まれています。予めお含みおきください。 テキストの目次講師:堤未果 【はじめに】今こそ日本人が知るべき、「衝撃と恐怖」のメカニズム 第1回:「ショック・ドクトリン」の誕生 第2回:国際機関というプレーヤー・中露での「ショック療法」

【100分de名著を語ろう】レジュメ『精神現象学』①

こんにちは。 今月(2023年5月)度のEテレ「100分de名著」は、斎藤幸平さんによるナビゲートで、ヘーゲルの難著『精神現象学』に挑みます。朗読は八嶋智人さん。哲学科のご出身だそうです。今回は5月4日(木)のclubhouseルームのための「レジュメ」です。 目次【はじめに】社会の分断を乗り越える思想 第1回 奴隷の絶望の先に 「弁証法」と「承認」 第2回 論破がもたらすもの 「疎外」と「教養」 第3回 理性は薔薇で踊り出す 「啓蒙」と「信仰」 第4回 それでも共に生き

【100分de名著を語ろう】2023年4月度『福音書』④弱き者たちとともに

こんにちは。 今回のclubhouseルームで、4月度分の『福音書』が完結します。イエスの生涯、特にこのテキストの内容に照応している映画として、メル・ギブソン監督作品である『パッション』がお勧めです(新品での入手は難しいかもしれません)。 これとは別に、スコセッシ監督の『最後の誘惑』がお勧めされていたことも書き添えておきます。 その他にも、イエスその人や、キリスト教を題材とした映像作品はたくさんありますので、探してみるといいと思います。なお、講師の若松英輔さんによる以下

【100分de名著を語ろう】2023年4月度『新約聖書』福音書③祈りという営み、ゆるしという営み

こんにちは。 本日(23/04/20)21時より、clubhouseにて「100分de名著を語ろう」定例ルームを開催いたします。今回は、第3回の放送内容「祈りという営み、ゆるしという営み」についてご参加のみなさまと話し合うことをベースとした会となります。話し合いの便を図るための「レジュメ」をご用意しておりますが、今回は私的に作成したブログへのリンクもご案内いたします。約3300文字のものとなりますが、ご覧くださいますとうれしく思います。 1)「祈り」と「願い」まず初めに、

【100分de名著を語ろう】2023年4月度『新約聖書・福音書』①

こんにちは。 年度が改まって、1回目となるclubhouse「100分de名著を語ろう」ルームは、4月6日(木)21時からの回がちょうど100回目となります。今までの約2年間、本当にありがとうございました。深謝申し上げます。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。 新年度は、若松英輔さんが担当される『新約聖書』の『福音書』、つまりイエスの生涯と言動をつづったものが扱われます。ご自身が信仰を持たれている若松さんですが、テキストの第一回分を読んだ上で番組を視聴いたしました

【100分de名著を語ろう】いのちの初夜④(23/03/02)

こんにちは。 今回でいよいよ『いのちの初夜』についての回が完結いたします。放送をご覧になった方、なってない方、いずれでもclubhouseのルームにご参加くださいますとうれしいです。23/03/02(木)21時開始です。お待ち申し上げております。 第4回放送分の副題は「絶望の底にある希望」。放送では、テキストには収められていない感動的なエピソードも織り込まれていました(一方で、放送されていないテキストの内容もありました)。NHKプラス等でご覧いただけるうちに見ておくとよい