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100分de名著を語ろう:レジュメ一覧

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clubhouse内で展開しているクラブの「100分de名著を語ろう」についての記事をまとめてあります。
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記事一覧

【100分de名著を語ろう】2023年の振り返りから

こんにちは。 去る1月4日(木)21時からのclubhouse「100分de名著を語ろう」の回で、2023年にオンエアされた中から心に残ったコンテンツを3件ずつ挙げていただきました。発言者は5人です。誰とは特定されないようにして、以下に記載いたします。 Aさんシャーロック・ホームズスペシャル 古今和歌集 三酔人経綸問答 Bさん100分deフェミニズム 独裁体制から民主主義へ いのちの初夜 Cさん100分deフェミニズム いのちの初夜 三酔人経綸問答 Dさ

【100分de名著を語ろう】2023年の「ベスト」を選ぶ

こんにちは。 本日(23/01/04)21時からのclubhouseルーム「100分de名著を語ろう」では、2023年にオンエアされた番組内容からの「ベスト」を選出していきたいと思っています。そこで今回の記事では、放送内容をリストとしてご提供することにいたします。 【2023年1月】 ①100分deフェミニズム  1.伊藤野枝集(伊藤野枝)加藤陽子  2.心的外傷と回復(ハーマン)上間陽子  3.侍女の物語/誓願(アトウッド)鴻巣友季子  4.男同士の絆(セジウィック)上

【100分de名著を語ろう】シャーロック・ホームズ スペシャル③④レジュメ

こんにちは。 先週(09/21)は体調不良のためにルームを開けませんでした。ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。本日は開催いたしますので、なにとぞよろしくお願いいたします。 今回も簡便ながら、小見出し等を抜書きした上で、レジュメとしてご提供いたします。どうぞご覧ください。なお、テキスト執筆は廣野由美子さんです。 テキストの目次【はじめに】世界一有名な探偵、シャーロック・ホームズ 【第1回】名探偵の誕生 【第2回】事件の表層と真相 【第3回】ホームズと女性 【第4回

【100分de名著を語ろう】シャーロック・ホームズ スペシャル②レジュメ

こんにちは。 本日(23/09/14)21時からのclubhouse「100分de名著を語ろう」は、廣野由美子さんによるシャーロック・ホームズ スペシャルの第2回めとなります。大幅に仕様が変わり、正直戸惑うところの多いclubhouseですが、まだしばらくはこの音声SNSを使っていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。 前回第1回では、「名探偵の誕生」として「緋色の研究」「グロリア・スコット号」が扱われました。今回のテキストでは「事件の表層と真相」として、

【100分de名著を語ろう】シャーロック・ホームズ・スペシャル①

こんにちは。 今月(2023年9月)のEテレ「100分de名著」は、廣野由美子さんがご担当の「シャーロック・ホームズ・スペシャル」です。 テキストの目次【はじめに】世界一有名な探偵、シャーロック・ホームズ 【第1回】名探偵の誕生 【第2回】事件の表層と真相 【第3回】ホームズと女性 【第4回】人間性の闇と光 【第1回】名探偵の誕生:テキストの小見出し医者を目指し、文学の道へ 「読み切り連載短編」というアイデア 『緋色の研究』――不滅のコンビ誕生! ワトソンによるホ

【100分de名著を語ろう】司馬遼太郎『覇王の家』第3回・4回

こんにちは。 先週8月24日(木)は、私用のため「100分de名著を語ろう」ルームをお休みといたしました。その関係で、『覇王の家』第3回放送分と第4回放送分とは、本日8月31日(木)21時から、まとめて扱うこととしております。お含みおきください。 テキストの小見出し(第3回)律義者から謀略家へ 銘品「初花」献上の真意 すぐれた人物造形の根拠 「小牧・長久手の戦い」の真の勝者はどちらか? 「三河かたぎ」の功と罪 人間を描いて歴史を描く テキストの小見出し(第4回

【100分de名著を語ろう】司馬遼太郎『覇王の家』第2回

こんにちは。 安部龍太郎さんによる、司馬遼太郎『覇王の家』第2回の放送とテキストについての「レジュメ」をお届けいたします。 テキスト目次【はじめに】唯物史観、進歩史観に対抗する「人間史観」の物語 【第1回】「三河かたぎ」が生んだ能力 【第2回】「律儀さ」が世を動かす 【第3回】人生最大の戦果はこうして生まれた 【第4回】後世の基盤をどう築いたか 第2回分のテキスト小見出し正妻・築山殿はなぜ殺されたのか 気質の違いが家族の不幸を生んだ 人のあるじは一個の機関 おもて

【100分de名著を語ろう】司馬遼太郎『覇王の家』①

こんにちは。 8月7日(月)から、新しい「100分de名著」のシリーズが始まりました。今月のテキストは、安部龍太郎さん解説による『覇王の家』(新潮文庫)で、原著者は生誕100年という司馬遼太郎です。今月も、10・17・31日とよろしくお願いいたします。いずれも木曜日21時から、clubhouseでルームを開きます(24日は私用のためお休みといたします)。 テキストの目次【はじめに】唯物史観、進歩史観に対抗する「人間史観」の物語 【第1回】「三河かたぎ」が生んだ能力 【第2

【100分de名著を語ろう】特別編・秋満吉彦『名著の予知能力』

こんにちは。 23/08/03(木)のclubhouse「100分de名著を語ろう」では、番組プロデューサーの秋満吉彦さんのご近著『名著の予知能力』(幻冬舎新書)について扱います。過去に取り上げられた「名著」の持つ、さまざまな「力」について読み解いたもので、それを一言で言おうとするならば、「名著」ゆえに獲得し得た「普遍性」が、この現代においても、古びることなく通じる「力」を持っているということだろうと思います。以下に、目次に挙がっている「名著」をリストとして供することにいた

【100分de名著を語ろう】林芙美子『放浪記』第4回

こんにちは。 好評を博していたEテレ「100分de名著」の林芙美子『放浪記』の回は、7月24日(月)に最終回が放送されました。次週31日(月)は、この最終回が再放送される予定ですので、その月曜を受けた8月3日(木)の「100分de名著を語ろう」ルームは、秋満吉彦プロデューサー著の『名著の予知能力』(幻冬舎新書)を扱おうと思っています。よろしくお願いいたします。 テキストの目次(再掲)【はじめに】「不幸な人」だなんて、とんでもない! 【第1回】「悪」の魅力 【第2回】お人好

【100分de名著を語ろう】林芙美子『放浪記』第3回

こんにちは。 本日(23/07/20)21時より、Clubhouse内にてルーム「100分de名著を語ろう」を開催いたします。今回は、柚木麻子さんによる『放浪記』(林芙美子著)についての第3回放送分「旅と食で生き返る」について語り合います。このnoteは、その会のためのレジュメとして作成しています。ご参照ください。 放送テキストの小見出し※①以降の数字は、引用者が便宜的に割り振っているものです。 ①生きる力を取り戻すための旅 ②歩いて東京を活写 ③淡々と描かれる関東大震

【100分de名著を語ろう】林芙美子『放浪記』第2回

こんにちは。 2023年7月度の「100分de名著」のテキストは、林芙美子の『放浪記』です。第1回放送分(23/07/03)についてのTwitter等での反応は、概ね好評だったように思われます。今回のレジュメでは、第2回放送分(23/07/10)「お人好しの嫌われ者」について、テキストも含めて振り返ります。担当講師は、柚木麻子さんです。 テキストの「小見出し」切れ味鋭い男性批判 唯一の「いい人」、松田さん 「いい人はモテない」は名作の条件? パワハラとセクハラ 生

【100分de名著を語ろう】林芙美子『放浪記』第1回

こんにちは。 月が替わり、7月となりました。Eテレ「100分de名著」は、今月から林芙美子の『放浪記』が扱われます。担当講師は柚木麻子さんです。第1回相当分のテキストを読んだのちに放送をNHKプラスで視聴しましたが、大いに期待できそうです。今月も4回、よろしくお願いいたします。 テキストの構成【はじめに】「不幸な人」だなんて、とんでもない! 【第1回】「悪」の魅力 【第2回】お人好しの嫌われ者 【第3回】旅と食で生き返る 【第4回】「女流文学」を解き放つ 第1回分の小見

【100分de名著を語ろう】23/06/29『ショック・ドクトリン』④

こんにちは。 今回から趣向を変えて、ヘッダ画像に「エピグラフ」的に石垣りんさんの詩作からの引用を採用してみました。追々それについても言及する機会もあろうかと思いますので、その際にはよろしくお願いいたします。 今日のclubhouseルーム「100分de名著を語ろう」は、7月度『ショック・ドクトリン』最終回(ナオミ・クライン著)、担当講師は堤未果さんです。もう一度テキストの構成を確認しておきます。 先週(23/06/22)の回を体調不良で開催できなかったことをお詫びいたし