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広報部〜同じ月を見上げて〜

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本を読んで、日記を書いて、思いを巡らせている。言葉にならない思いを抱きしめている。日記は10年以上。書くことが好きです。コメント嬉しいです。フォローお気軽にどうぞ。
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2023年6月の記事一覧

【本とわたし】 そのひとの日常を読みたい。

過去でもなく未来でもなく、 いま、ここに、生きること 今どんなことを感じていたり 今どんなことを考えたりしているのか いつも言葉にしていたい 自分の日記帳以外に noteもそんな場所のひとつ ▼そのひとの日常を読みたい誰かの日記を読むのが好き その人の日常を読みたい 自分とは違う日常の暮らし そのひとの言葉 そのひとの生き方 私とその人 人生が重ならなかったけど 会うことはなかったけれど noteだから会うことができたのかも そういう偶然の出会いも 楽しみたい

【本とわたし】 ただそれについて知り、考え、自分のことばで話したい。

 週末に読んだ「本屋、ひらく」は、本屋を開いている人たちのお話。良い話だけじゃなく、苦労や大変さも描かれていて、そういう裏話も含めてお店を知るからこそ、益々行ってみたい!という気持ちが強くなります。 ▼自分のことばで話したいBOOKS ライデンの店主:前田侑也さんの言葉に付箋をつけた。わたしも似たような思いを持っていて、この言葉は日記帳にも記した。 自分の言葉で話すことは、実に美しいことだと私も思う。 「本を読んで、言葉をつかみ取る」 それは、私の日常においてよく行わ

【本とわたし】 “アムリタ”を読み終えて。 人生の美しさと残酷さを見つめる。

 雨の週末。こんな日は読書がすすむ。 吉本ばななさんの「アムリタ」は、物語としてもよかったけれど、心に響くことばが多くて付箋がいっぱいになった。今日雨の音を聞きながら、付箋を付けたことばをノートに書き記した。自分が見たもの、感じたことを受け止めてゆく。さらに書くことで、それがほんとうの意味で「深く読む」ことに繋がる。 ▼戻れない あの日にはもう戻れない。けれど、あの日を思い出す。それは悲しい記憶。時は止まらない。前に進み続けている。季節が変わっていく。毎日目が覚めて、生活が

【本とわたし】 5月の読書記録②

5月の読書記録、後編です! ぜひお付き合いください。 ▼酒場學校の日々 & 世界はフムフムで満ちている 金井真紀▶︎酒場學校の日々 お酒のある場所にどちらかと言えば 縁のない私にとってはまさに、 知らない世界を知った!ような感覚。 どのエピソードにも金井さんの 優しい眼差しが入る 読んでいて温かな気持ちになる。 ▶︎世界はフムフムで満ちている まさに「フムフム」に満ちています! 色んな仕事がある 色んな人生を送っている人たちがいる。 そんな当たり前を知る・感じる。 雨

【本とわたし】5月の読書記録 ①

5月に読んだのは、詩集、小説、そしてエッセイ。10冊ほど読みました。 意識して何冊読もうとか決めずに、 流れに任せている。 本を読み続けている暮らしを していくうちに 分かったことなんだけど、 読書には個々の 「流れ」とか 「リズム」があって わたしは それを大切にしている。 とくに、寒暖差から 心身にも影響が出ていた5月。 それでもちゃんとわたしの「今」を 見つめられていたのも 「本」を読んでいたお陰だった。 ▼世界はうつくしいと 長田弘長田さんの詩集が好き