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出版屋の社長

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社長の頭のなか。出版のこと。本のこと。日々の仕事のこと。そしてブックダムのこと。普段何を見て何を考えどう動いているのか。なぜ事業をしているのか。日々試行錯誤しながら進みつづける社…
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一点の曇りもなく生きる

2月にもっとも自分以外の人に投げかけたかもしれない言葉はこちら。 「一点の曇りもない本を」 ブックダムの仲間には「何度言えば気が済むんだよ!」と内心思われているかもしれません(笑) 出版に携わっている以上、ずっと追求しつづけたい概念。 そして私の目指す在り方でもあり、生き方でもあります。 意識できているもの。意識できていないもの。 何事においても、それぞれありますが、ほんの少しでも、どこかに曇りや濁りは混ざってしまいがちです。たいてい私もそうです。 それでも、本当に

【#3.日本×アメリカをつなぐ取材】『踏み出す一歩』ができるまで

『踏み出す一歩 そして僕は夢を追いかけた』が発売になり、早いもので1か月が経ちました。 わたしたちの定めるゴールまではまだまだ道半ばですが、読者の方からたくさんの励みになる声をいただいています。 今回はこの本ができるまでのストーリーを綴る第3回目。 ブックダムで発刊することが決まり、いよいよ製作が開始されたのは今年の2月24日のことでした。 日本は朝。アメリカは夜。 当然のことながら日本と倉野さんのいるアメリカとの間には距離と時間の壁があります。 オンラインでの取材と打

読者の未来をめくる日々 vol.13

この世は諸行無常といいますが、マーケティングのトレンドも刻一刻と変化していますよね。 追いかけるだけで一苦労ですが、さまざまな業界・業種の経営者の方が著者になられるケースも多いので、最低限の共通言語をもってコミュニケーションをとっていくために日々必死こいてインプットしています。 生はめちゃくちゃカッコイイ B to B セールス界隈で著名なお二人が登壇するイベントに参加してきました。 そのお二人とはセレブリックスの今井晶也さんとCross Borderの小笠原羽恭さん。

読者の未来をめくる日々 vol.10

9月10日は日曜日。 今日はある企業のCXO(業務執行統括責任者)の方と中目黒のイタリアンでランチ。 「中目黒のイタリアンでランチ」とか、響きだけ切り取るといかにもな感じですが、実際は男2人でピザに食らいつきながらビジネスの話をするという、日曜の昼下がりにしては優雅とは言い難い時間ではあります・・苦笑 休日とあって、落ち着いて密度の濃い話ができました。 著者・倉野信次さんと入稿前最後の打ち合わせ ブックダムの1作目『踏み出す一歩』の製作期間が残り1週間と迫り、著者である倉

読者の未来をめくる日々 vol.5

9月5日は月に1度の定例リアルMTGの日。 あたらしいメンバーを迎えて、最初のMTGでもありました。 実りある時間にするために より生産性高く、課題解決力があり、ひとり一人にとってやるべきことが明確になり、ワクワクする状態で会議を終えて、すぐにそのまま仕事に向き合えること。 そういった状態をゴールにすることが理想ですが、私の会議設計がまだまだ甘く、今月も反省するポイントが多くて、次に向けて洗い出される課題ばかりです。花を咲かせるためには、まず地道に土を耕すところからですね

読者の未来をめくる日々 vol.4

みなさん、こんばんは。9月4日が終わろうとしています。 今日も良いこと、そうでないこと、色々あったと思いますが、自分をねぎらってあげたいものですね。 私はこれから1日のご褒美にお風呂へまいります。 生々しくもよくある1日 本をつくり、読者に届ける。 その過程にはたくさんの人たちが関わっていて、それぞれの努力があります。日々の試行錯誤があります。 今日は試行錯誤が多めな1日でした。 主たる予定を大別すると以下の3つ。 読者にどのようなプラスのエネルギーを届けられるか。