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出版屋の社長

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社長の頭のなか。出版のこと。本のこと。日々の仕事のこと。そしてブックダムのこと。普段何を見て何を考えどう動いているのか。なぜ事業をしているのか。日々試行錯誤しながら進みつづける社…
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#プロデュース

【御礼】2023年ありがとうございました

1年は振り返ってみるとあっという間です。 まだ人生を終えたことがないので説得力ありませんが、きっと一生も振り返ればあっという間なんでしょうね。 2023年はあなたにとってどんな1年だったでしょうか? 年末年始の空気感に思うこと 18歳で独り暮らしを始めてから、結婚もして家庭を持ち、早いもので20年が経ちました。その20年のうち、おそらく17~8年は年末年始をひとりで過ごしています。 この時期、外に出てみては、その独特の空気感を意識的に肌で感じて、道行く人の表情や会話、至

無色透明なフィルターでありたい

本日は出版プロデュースにおいて個人的に普段心がけている、ささいだけれど、1つの大切なエッセンスをお話します。 戦略的ストーキングそのエッセンスとは、ブックダムがプロデュースしている著者さんの発信を毎日定点観測すること。主にSNSが中心ですが、投稿されたら都度アラートが鳴るように設定しています。 「粘着質な性格だよね」と自分をよく知る人から言われるような人間ゆえ、その習性はさながらストーカーです。 これらは業務として著者さんにお約束していることでもなく、表に見えてくることで

やはりリアルは面白い

ブックダムで出版プロデュースさせていただいた『平均4.2か月で1万フォロワーを実現するプロ目線のインスタ運用法』 その著者である株式会社SAKIYOMI代表の石川侑輝氏が、出版後初めて登壇する書店イベントが3月19日に開催されました。 久々に帯同させていただいた書店イベントだったのですが、「やはりリアルは面白いなあ」としみじみ感じることのできた時間でしたので、その模様を少しだけでもおすそ分けできればと思い記事にしてみます。 進化する書店イベント会場は天狼院書店パルコ心斎

#03 ブックダムの出版プロデュースとは?~出版社との連携~

出版社は大切なパートナーわたしたちの出版プロデュースにおいて、出版社の存在は不可欠です。 ブックダムは出版社ではないので、実際に著者の方と練り上げた出版企画を刊行していただける出版社がなくては、商業出版というかたちで本が世に放たれないからです。 もちろん、むやみやたらに外部からの出版企画を受け入れてくれるほど甘い世界ではなく、年々そのハードルは厳しくなっています。だからこそ、出版社視点で明確なメリットや意義を感じていただける企画でないとならないと言えます。 エージェント

#02 ブックダムの出版プロデュースとは?

いつもありがとうございます! ブックダム菊池です。 前回の記事では、出版プロデュースにおいて私たちが大切にしている考え方をお伝えしましたが、ここからは具体的に「何をしているのか?」に焦点を当ててまいります。 言い換えると、「著者様に対して実務部分でどのようなサービスを提供しているのか?」を端的にわかりやすくお伝えしてまいります。 今回は、いちばんはじめに踏む工程であり、出版における命運を左右すると言っても過言でもない出版企画についてがテーマです。 これまでにない5W1H

#01 ブックダムの出版プロデュースとは?

ブックダムの菊池です。いつもありがとうございます! 春の訪れをうっすらと感じる季節になってまいりましたね。 今回はブックダムの事業について紹介いたします。 わたしたちの事業のひとつに、出版プロデュース事業があります。 「出版」という言葉を耳にしたとき、「本」や「出版社」などをイメージする方は多いと思いますが、「出版プロデュース」という言葉に対してはなかなか馴染みが薄いかもしれません。 noteを通して、読者の皆様にブックダムのことを少しでも知っていただく上で、ぜひ事業に