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読んで実践する『「読む」だけで終わりにしない読書術』

こんにちは、レイです。

「本を読んで何になるんだよ?」って人は実際問題多くいる。
だって、読んだだけでは、何も効果がないんだから。当たり前だよね。

時間をかけて取り入れた情報に対して、行動か思考しなければ答えを得られない。そして、その答えも会っているのかわからない。

なんとも、非効率的な手段なように思える。
そこで重要なのは、『本を読んで実行する』ということだ。

本を読み実践するということに関して、少しお話をしてみたいなと思います。この記事を書くきっかけはこの本です。


本を読むという行為

さて、皆さんは本を読むことに関して、どのような印象を持っているだろう?

面倒?退屈?つまらない?くだらない?面白くない?無意味?
楽しい?刺激的?ワクワクして胸が裂けそう?

僕は、「最高だ」と思いながら、いつも本を読んでいる。
どんな本でも、「いいなぁ」なんて思って読んでいる。
ちょっと変態で変人だという自覚はある。

忘れてはならないのは、読書の影響力。
僕たちが受けている影響についてだ。
もちろん、小説を読めば「心を養う」ことになる。ビジネス書をはじめとした、実用書では「知識を獲得」できる。

しかしこの段階では、まだ不十分で「自分のもの」にする。
この行為が、必要なんだ。考えてみる、でもいいかな。
この行為が必須なのかといわれると、諸説ありだと僕は思う。

ただ、自分を成長させたい。変えたい。現実を思いきり変化させたい。
心の中の渇望が、叫びがそうならば、それは必須なはずだ。
かつての僕が、そうであったように。

本を読むという行為は、大変すばらしく、素敵なことだ。
そこからの学びを最大化する、ということを考えないといけない。
「読みっぱなし」は勿体ない行為だと、最近の僕は思う。

そんな折、「「読む」だけで終わりにしにない、読書術」という本を手にした。

「読む」だけで終わりにしない読書術

本を読みっぱなしで終わらないためには、どうすればいいか?
簡単だ、読んだ後に、その本に関して考えるだけ。
たったそれだけで、読書は素晴らしい行為に昇華していく。

考えるだけで足りなければ、実践してほしい。
自分で行動して得た経験というのは、読むだけの知見とは違うものだ。
より情報量が多くて、より自分のためになる。
何より、自分の力に変えることができる行為なはずだ。

読む、考える、行動する
これが、重要なんだ。

目的を明確にする

行動を起こすためにも、考えるためにも。
そもそもの話、「なぜそうするのか?」が定まっていなければ、残念なことになる。だって、それはゴールのないマラソン大会の始まりだ。

本を読む速度も、本を読む量も。実は、大した問題ではないんだ。
僕がたくさん本を読むのは、好きだから。それ以上でも、それ以下でもない。

大事なのは、冊数や難易度なんて、目に見えることではないんだ。
「この本から何を学ぼう」「これは有効な法則だ」「これは使える考え方だ」
そう思って、実際に行動を起こしてみるとこと。
実際に、考えてみることが重要なんだ。

自分が本を読む目的を、できるだけ明確に、具体的にしていく。
そして、本一冊ごとに切り替えてもいいだろう。だって、ジャンルが違えば、求める中身も変わるのだから。

そうして、「目的意識を持って読む」ということが重要だ。

行動を起こす

考えてみたら、動いてみよう。
目的に向かって、走り出してみよう。

ここで勘違いされるのは、書評をしろと言っているのではない。
書評をしろとか、伏線探し、考察をしろと言っているのではない。
自分を成長させるために本を読んでいるのであれば、それは不要だ。
貴方の読んだ本には、いくつかのポイントがあったはず。

そのポイントを、まずは実践してほしい。
疑問に感じていることや、少し怪しい所があるが、まずは実践。
実践すれば、自分の疑問点がさらに浮き彫りになるだろう。

実践した後、さらに本を読み返してほしい。
何か至らない点が確実にあるはずだ。
少なくとも、いくつかの疑問点が残っているはずなんだ。
あなたが参考にした、書籍内にその疑問に対する回答があるのかないのか。
それを探してみてほしい。あれば御の字、なければ本を参考に考えてみよう。

ただ探して、ただ実行しての繰り返しでは

「あなたの思考力が身につかない」

という問題に陥ってしまうからだ。

大事なのは、自分の中で学びのサイクルを循環させることだ。

  • 「知識を得る」

  • 「実践する」

  • 「修正する」

この、三つのサイクルを回さないといけない。
この「修正する」の段階であなたの思考は加速していく。

思考を加速させて、何倍もの実験をする。考えてみる。
そうした先に、きっと求めていた唯一解を自力で得られる。
当初描いていた姿を実現することができるようになる。

読書というのは、「効果的に知識を得る」為の一つの手段だ。
しかし、これ以上に効果的で効率的な知識の収納方法はないと思う。
それができるかどうかが、あなたの人生を大きく左右するだろう。

本の無駄読みという概念

この考え方は、僕になかった。本を読むのに、『無駄がある』なんて、そんな発想が、僕にはなかったからだ。
読めれば面白いし、楽しいし、なんでも自分の為になると思っていたから。新鮮な発見で、これからは意識してみようと思った。

本の無駄読みを減らすというのは、「読むだけで終わる読書」ということ。また、中身を覚えていないとか、自分の糧にならないものだ。

本を読むのは、非常に時間のかかる行為だ。速読とか、瞬読とか、様々な方法があるが、結局は「普通の速度で読む」にみんな戻ってくる。つまり、ただ早く読むだけでは、あまり効果はないということだ。

早く読んでも、結局何回も読み返したり、読んで終了していては、意味がない。さっきも書いたが、「考える」「実践する」という、このプロセスがなければ、意味がない。

小説でも、実用書でも同じだ。「明日から気にしてみよう」ではなく、「今から気に掛ける」にする。「明日からこの知見を活かそう」ではなく、「今使えないか」と考えてみることが、大事なんだ。
忘れ防止にもつながるからね。

学ぶだけでは不十分

正直言って、今の時代「ただ学ぶ」という行為に意味はないだろう。
僕は、学校のテストには意味を感じない人間だった。
あれ、記憶力テストだし、ルール覚えれば大抵の問題で八割程度は取れるからね。

学んだあとの行動が大事だ。それは、さっきも言った「行動する」と同じである。これは、様々なデータから明らかになっている。特に言われているのは、「答えのない問いに答えられない」ということだ。

テストの点数で百点を連発するような子でも、難しい問題を嬉々として徳用な子でも。答えのない自由討論になった瞬間、黙りこくってしまう。答えを、導き出すことができなくなってしまうことがある。

それは、知識の貯金箱になっているからに他ならない。
大事なのは、「自分のものにする」「自分の糧にする」ということだ。
ある種、反射でこたえられる状況とでもいえばいいのか。
そこまで、自分でかみ砕き、「これは自分に必要だ」と思ったことを、手にしていかなければならない。

もう、学ぶだけ。本を読むだけ。動画を見るだけ。
そんな、「だけ」という言葉から、僕らは解放されるべきなのかもしれない。

始まりは読書にあり

これまでの話を読んできださった方は、なんとなく理解できているだろう。
スタートはいつだって、読書だ。ここで、知見を得ていくのだから。

あなたが成長したい、変わりたいと思った瞬間がスタートだ。
やるべきことは書店に行き参考になる書籍を漁ることだ。
同時に、「学んだことを最大化しよう」と考えるならば、それに該当する実践書や自己啓発本を手に取る。一冊で全部カバーなんて、それは夢を見すぎ。

もしも一人で考えて実行し続けるのがつらい。一人では初めに本を読む習慣がつけられない。そんな問題があるのであれば、それを可能にする手段を考えて実行していく。

  • 朝活や夜活を行う。

  • 図書館に入り浸ってみる。

  • 仲間を集めてみる。

自分にできることを探して、自分の為に頑張ってみましょう。

コミュニティの利用

一人で本を読んでから実践してみる。
考え続けるというのが難しい方は、実際問題多くいる。
君一人ではないから、安心してほしい。

本気で本が読めないなら、別のインプット方法を探してもいい。
ただ、読書ができるようになりたい。読書をしてみたいなら、読書コミュニティを利用するという手段も、一考の余地がある。

志を同じくする人と共に、本を読み、本から学び、実践していく。
これは非常に重要なことになる。

自分のために本を読み、実践していけばいい。
最終的には、誰かのために本を読み、誰かのために行動できる人間になることも可能だ。そうなれば、とても素晴らしいことだと思う。

まずは自分が本を読み続けて、自分が成長できると思える。
そんな環境を利用して欲しい。その環境は、自分で探して用意しなければならない。

僕も自分で環境を構築しようと思っている。
そうして思いついたのが、読書コミュニティの運営だ。
まぁ、他のコミュニティに参加してもいいけどね。ただ、いくつか入ってみて思ったのは、「う~ん、なんか違う」という、漠然とした違和感だった。
何が違うのかは、まだ自分でも理解できていないけど。

これは僕にとっても、一種の挑戦だ。
思いや運営に関しては、下記noteでまとめているので参考までにどうぞ。

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