辰年のはじめに~抱負的な何か~
新年あけましておめでとうございます。
新年早々に列島を揺るがす大きな出来事が起こってしまいましたが、
被災された方々のご無事と、一日も早く事態が終息することをお祈り申し上げます。
■ドラゴンと光る石
さて、我が家にいた一番辰っぽいものは何か、と探してみたら、上の写真のドラゴンだけでした。ちなみに黄色い石は私の誕生石のシトリンの原石です。
シトリンは時間を見つけて研磨して、アクセサリーの部品にしようかなと考えています。今はラピスラズリの研磨に手間取っているので、着手できるのはいつになるやらという感じですが。
あとアベンチュリンも研磨して、ラピスラズリと合わせてブックマークを作ろうと考えていますので、先は長いです。
ドラゴンというとどことなく邪悪な感じがしますが。オペラや神話でもそうですし、身近な例で言えば、ドラクエやFFを始めとするゲームでは倒すべき敵として立ち塞がります。
写真のドラゴンも、色彩が悪者っぽいですね。シトリンを抱えているのも、黄金を守護するドラゴンのように見えます。
龍と言うと神聖なイメージが加わるように思えます。土地によっては水神として祭られているところもあるでしょう。
個人的には、稲妻の細い光を見ると、龍を思い出します。雷鳴の轟も、龍の咆哮を連想させるでしょうか。
ある滝を見たとき、その細くうねりながら落ちる様に、青い稲妻を連想し、いつまでもその流れを眺めていたことがあります。
その光景を小説の一部に組み込んだ作品が、大学時代学内のコンペで入選しましたので、辰年の今年こそは何かご利益を得て、結果なり爪痕なりを残したいなと思います。
■今年の抱負
と、前置き長く、ようやく本題に入るわけですが、今年は健康面に留意しつつ、家族に迷惑をかけないようにというのを第一に、第二に小説の技術、発想力を磨き上げて、何らかの結果を残したいと思います。第三に、笑うことを心掛けたいと思います。
感情の起伏に乏しい方なので。
天然石を加工してアクセサリーにしたり、ドライフラワーをハーバリウムにしたりということを年末から始めたので、そちらも人にあげられるくらいのものを作れるようになりたいですね。
上でドラゴンと龍について述べましたが、二つに共通するのは畏怖される存在ということでしょうか。
畏怖される存在を邪悪なものとして敵と見なすか、神格化して神聖なものとして自分たちに属する存在と見なすか、その辺りは東洋西洋の文化・宗教的な違いがありそうです。
浅学にして、その辺りを論ずることは叶いませんが。
怖いものだから、味方にさえつけてしまえば、怖いものなしじゃん? という考え方は大事かもしれません。
恥ずかしながら、今私が怖いものは「夢」です。幼子みたいですね。
怖いものだからこそ、自分の中に入れて咀嚼した結果生まれたのが「うつつゆめ」という作品であり、このブログでもあります。
それだけで、何か意味はあったんだ。少なくとも自分にとっては、と思うようにしています。
これから先、どれだけブログを続けられるか分かりません。
すべては小説が書けるかにかかっていますので。
ですが、続けられる限りは真摯に向かい合っていきたいと考えています。
海図も方位磁石もないまま船出したようなものですが、縁があって同船していただいた方には、船酔いに気をつけながら、しばしの間お付き合いいただければ嬉しく思います。
2024年1月2日 水瀬 文祐
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