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愚読録~読書感想文~

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私が読んだ本の感想をまとめたマガジンです。 読書ペースで更新頻度は変わります。月5本くらい更新できればとは思います。 本選びに迷っている方、本を読んでどう感じているのか知りたい、…
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#エッセイ

夜行、果てに待つ曙光(読書記録23)

■夜行 今回の読書記録は、森見登美彦著:『夜行』。  夜行、と聞くと何が思い浮かぶでしょ…

水瀬 文祐
1か月前
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Nをnoteに(読書記録20)

■N今回の読書記録は道尾秀介著:「N」。 サムネイル画像は幾つかキーワードを入れて生成AIに…

水瀬 文祐
2か月前
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日曜日に金曜日の本を(読書記録18)

■金曜日の本サムネイル画像は「金曜日の本」で生成AIが作成したもの。金曜日らしさとは? …

水瀬 文祐
2か月前
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あなたが思い出す言葉は、何に書かれていた?(読書記録17)

■はじめにサムネイル画像は「針がとぶ」でAI生成したものです。作品の内容とは関りありませ…

水瀬 文祐
3か月前
147

青いリボンが結ぶ白昼夢(読書記録15)

■人形と私今回の読書記録は「人形たちの白昼夢」(著:千早茜)ということで、人形をテーマ…

水瀬 文祐
4か月前
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小説家はアンドロイドの夢を見るか?(読書記録14)

■牧場で見て来た羊は電気羊じゃないか今回の読書記録は『アンドロイドは電気羊の夢を見るか…

水瀬 文祐
4か月前
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夫あるいは妻という異類(読書記録11)

■前置き配偶者というのは、一番身近なようでいて、一番遠くにいて、一番理解しているようで、一番理解していない。そんな存在ではないでしょうか。 そんなことない。私たちはお互いのことをこれ以上ないくらい理解をしているっ! というお二人は、どうぞそのまま、お健やかに。幸せなことです。 通常配偶者との間に壁などないのでしょうが、ふとした瞬間に、見えない壁が現れることがあるんじゃないかと思います。それは壁、というよりはフィルターのようなものかもしれません。向こう側に見える姿を歪ませ

私の思考が還る場所(読書記録10)

■はじめに今回は吉田篤弘著、「京都で考えた」の読書記録です。 こちらは小説ではなくてエッ…

水瀬 文祐
6か月前
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