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書評講座 Vol. 4

8
課題書:1)インヴェンション・オブ・サウンド(チャック・パラニューク著、池田真紀子訳、早川書房)、2)自由課題
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#フーテンのトヨさん

「星の時」(クラリッセ・リスペクトル著 福嶋伸洋訳 河出書房新社)書評

「星の時」(クラリッセ・リスペクトル著 福嶋伸洋訳 河出書房新社)書評

 1977年に出版された『星の時』(クラリッセ・リスペクトル著 福嶋伸洋訳 河出書房新社)の翻訳が2021年に出たのは、その前年が作家の生誕100年だったかららしい。作者はウクライナ生まれのブラジルの作家で、本の帯には「23言語で翻訳、世界的再評価の進む20世紀の巨匠」「伝説的作家の遺作にして最高傑作」と錚々たる謳い文句が並ぶ。

 私がこの厚さ1㎝程度の本を最初に手にしてから読み終えるまでに1年

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