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【028】どんな人とも緊張せずに話すことは能力だからスキルがある。

正直な話、この本はどんな本なんだろうと思い一応アマゾンのカートに入れておいたら、別の商品を購入する時に外し忘れて購入してしまった本です。

しかし、読んでみたら、作者がどうして堀江貴文さんなどの影響力のある方に臆することなく対峙することができるかや、どんな人と話すときも緊張しない方法などが書かれており、すごく面白く読ませていただきました。

本日は、寺田有希さんが書いた「対峙力」と言う本を紹介します。
ポイントはたくさんありますが、今回は2つだけ紹介します。

1.「評価されたい」と思った時点で、
仕事に本気になれていない。

皆さんは、周囲からの評価って気になりませんか?

もちろん気にならないと言う方もいるとは思いますが、褒められて嬉しくないと言う人は少ないかと思います。

しかし、褒められることや評価されることにあまりにも意識が行き過ぎると、例えば、目の前の演技に精一杯取り組むことが大切なのに、それをみている監督からどう思われるかや、よく見られているかに商店が当たってしまいます。

そして、その結果、目の前の仕事に本気になれず、自分が行った行為の副産物でしかない評価に意識が集中してしまいます。

自分の役割は何か

作者の寺田さんも評価を気にして目の前の仕事に真剣に取り組めていなかったようですが、堀江貴文さんからこのように言われたようです。

 俺は人の気持ちを察したりするのが苦手だから、物事を説明するときに必要な言葉を省いてしまう。でも、それじゃ世の中には伝わらないんだ
 お前は世の中を代表して、俺の説明がわかりやすくなるように隣に座っている。だから格好つけずに、思ったことを言えばいいんだよ

このことから、寺田さんは、その場で期待されている自分の役割を全うすることだけを考えるようになったそうです。

「自分のできないことだろうと評価されようと頑張る」のではなく、「自分には何ができるかを考えてそれを全うする」

焦点を、「周囲の評価」ではなく「周囲と自分の関係性」と言うコントロールできることに置く能力が1つの対峙力です。

2.人目が気になるのはうぬぼれだった

 自信を持って人と向き合えない人や、何かと緊張してしまいがちな人って、「人の目」を気にしがちです。「嫌われたくない」とか「評価されたい」と思うあまり、無意識のうちに「みんなが私のことを気にしているから、少しも失敗できない•••••」と、自分で自分を縛っていませんか?(中略)
 まずは、「見られている」と感じるのはうぬぼれだと知る。これが、緊張から解放される一番の方法であり、どんな状況でも自信を持って臨めるようになる奥義です。

私も、よく思われたいと思った時こそ、何も話せなくなったり、緊張して話せないと言うことがありました。まさにそれは、人の目を気にしていたからだと思います。

緊張しない

後一つ、これは個人的に考えていることですが、緊張しない方法として「長期的な視点でチャレンジする」と言うことがあります。

目の前のことをうまくやろうと思っても、現時点でその能力がまだない場合には、自分の実力以上のことをやろうとして、無理をすることになり、実力を発揮できないと言うことがあるかと思います。

その場合などでも、今やろうとしていることは、今はまだできないかもしれないけど、「長期的に見て理想の自分に近づくためのチャレンジなんだ」と思うことで、

「できないならできないなりに思い切ってやろう」と言う、ある種の割り切りが生まれ、無理に自分の実力以上のことを出そうとしなくなり、肩の力が抜けて、実力を発揮できる。

と言う好循環が生まれる気がしています。

人と対峙することは能力だから、
伸ばせるし、スキルもある。

まとめると、
・「自分のできないことだろうと評価されようと頑張る」のではなく、「自分には何ができるかを考えてそれを全うする」
・「長期的に見て理想の自分に近づくためのチャレンジ」だと割り切り、無理に自分の実力以上のことを出そうとしないこと

が人と対峙する時に緊張せずに堂々と対峙する能力です。

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