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緑の地平線/カーペンターズ

今朝もカッターシャツにアイロンをかけながらレコードを聴く。

今日はカーペンターズの"HORIZON"A面です。

緑の地平線/カーペンターズ

日本でのアルバムタイトルは「緑の地平線」。この時代は結構意訳された邦題が多いですよね。なぜ「緑の」を付けたのかわからないですが、このジャケットを見た時に、何故ホライズン?って当時の邦訳家は思ったのではないでしょうか?HORIZONって曲も入ってないし。

前に記事にしたNOW & THENもですが、妻が実家から持ってきたレコードです。

妻のおかあさんが買ったものなので、結構昔の物、もしかしたら発売当時のものかもしれません。

邦題もそうですが、

特典付!!※最新ネガによるA全ポスター付

とかいうところに当時の日本の素朴さ、素直さを感じますよね。ちなみにポスターは付いてなかったので、当時おかあさんが壁に貼ったりしてたのかなーとか1975年の風景を想ったりします。

何度聞いても2曲目のOnly Yesterdayの陰陽が入り混じった不思議な展開はすごいですよね。結局明るい印象だし。

3曲目のDesperadoは邦題が「愛は虹の色」ってこれもなんで?イーグルスの原曲は「ならずもの」だったじゃん。って感じですが、カレンのしっとりした歌声も素敵です。

リチャードの卓越したアレンジ力と、カレンの神がかった歌声で、どんな曲もカーペンターズ色に染まり、オリジナルにさえ聴こえます。

4曲目のPlease Mr.Postmanもしかり。元々
The Marvelsの1961年のヒット曲でしたが、ビートルズのカバーは言わずもがな秀逸、このカーペンターズのカバーも秀逸です。

今朝聴いたのはここまで。

あとはライナーノーツが面白い。

カーペンターズからファンへの直筆メッセージが書いていたり、一般公募した訳詞(中学3年生の女の子訳)が載っていたりと時代だなーと思うものが載っています。(著作権でどこまで載せて良いかわからず、すみません)

レコードはそんな時代の名残も残してくれていて、面白いですよね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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