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「忘れないために」書くのではなく「忘れるために」書く

割とTo Doリストは頻繁に書いてきたと思う。小学校3年生の時から手帳を書いていたし、中学の頃からは見開きで1ヶ月が見えるページの後の後ろの方に、週ごとに見開きになっているページがついている手帳を使っていて、右側の白紙のページを毎週のTo Doリストにしていた。このスタイルは形を変えながらも基本的にいまだに続いている。

ところで、結構なせっかちである。
もう少し具体的に言うと、「やらなくてはいけないことだったり課題を積み残しているのが落ち着かなくて早くいっぺんに片付けたくなってしまう」のである。だからこそ抱え込んでいるやらなくてはいけないことを書き出しているという気もする。そして、To Doリストに残っている項目を見て焦っている。

で、たまに しょっちゅう、私のことをよく知っている人とかよく見てくれている人たちに「いっぺんにやろうとしないで一つずつやれ」「何をしたらいいのかごちゃごちゃになってる」「いろんなことを一緒くたに考えすぎ」「丁寧にやれ」「精度を上げろ」……等々あちらこちらで言われ続けているような気がする。

先日も、「何をしたらいいか分かっていないので一回書き出すようにしてから体に落とし込むようにして頭の中を整理したほうがいい」と言われて、正直、「結構書き出してる方だしもうやってるけどな~~~!」と思っていた。けれどそう言っていても前進も解決もしないので、半分はヤケだけれど、「じゃあ効果あるかは知らんが、もっと書いてやるよ!!!」と、もっと書くことにした。

何をしたかというと、やらなくてはいけないことを箇条書きで書いて消していったり、優先順位や期限を書いたりといったことに加えて、「いつやるか」「なんでそれを後回しにしようと思ったか」とか、もっとどうでもいいことまでゴチャゴチャと書いてやった。

例えば、
「支払い→帰ってから(クレカを家に置いてきた)」
「GoodnoteのPDF送付←充電してから」
「帰ったら爪を切る」
「〇〇さんとXXさんにLINE返す←24時以降(*)」
(*海外在住のため時差を考慮)
 
みたいな感じ。

これが意外と常に頭の中がごちゃごちゃしているタイプの人間に良かった。
これまでやり残しがないように、忘れないようにメモをしていたつもりだったが、頭の中のごちゃごちゃを書くことで、紙が覚えていてくれるから、頭の中からは忘れることができる。移動前に、移動中や帰ったら何をするかを決めて紙に書いてしまえば、移動中はやることを忘れて、例えば読書に集中することができて、これまでのような「あ~帰ったらこれとこれをしなきゃ、あれもやってない」等と考える必要がなくなった。「これとこれやあれ」は、帰ってから紙を見て初めて思い出せばよくなった。

実際の直近の手帳。
「朝コンタクトしてからiPadに動画を同期」「ビザの印刷→忘れた」「ジム←雨が止んだら」等、頭の中の独り言も書いている!!!


この経験を通じての大きな結論は2つある。
1つはもちろん、今回のテーマでもある、「やり損ねのないようにTo Doリストを作るのではなく、忘れるためにTo Doリストを作る」というふうに考え方を変えると良かったということ(考え方を変えようと思ったわけではなく結果論だが)。これは特に私のように、あんまり落ち着きがなくて常に頭の中がごちゃごちゃしていていろんな余計なことやアホなことをいつも考えている割にビビりで時々真面目を発揮する人はぜひ試してもらいたい!!!

もう1つは、「もうやってるよ」と思ったことも、人から言われたら見直してまたやってみること。同じことをやっても仕方ないとは思いつつどう変えるのか?と自分でもいまだに思うけれど、少なくとも指摘する人には「既にやってる」ことが伝わってないのだから、それが伝わる程度にはやろうと思っている。結果で示せれば一番いいかもしれないけれど、なかなか難しいから、とにかくめちゃくちゃやりまくる!マックスやる!なんでかというと、それをやっていないから今の現状があるから!!!!…ってこれも結構言われてきたんだけれどようやくわかり始めたかも。


とりとめのない文章は以上!
読んでくださってありがとうございます!
でもね、一番は、自分がまた頭がごちゃごちゃになっている時に戻ってきて立ち返るきっかけになるように書いてたりもする!


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