#160 根拠のある知識

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第180回】「リバネスCTO井上浄さんとの会話。」を聴いたことのアウトプット。
リバネスという会社のCTOで研究者の井上浄さんとの対談の回。

放送当時、井上さんは腸内細菌の研究をされていたようです。
現在は、伊藤羊一さんが学部長をされている武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の客員教授をされています。
澤さんが井上さんの紹介でおっしゃったのが「パッションが前に出る」です。熱量が高すぎてパッションが溢れ出てしまう片鱗は、会話の中からも感じられました。
井上さんは、研究者のことを「落とし穴を作って壁の横から見て毎日ワクワクしている感覚が研究者」と笑いながら語っています。それを澤さんが「変態」と呼び、井上さんは「変態と言われると嬉しい、いかにクレイジーであるか」とおっしゃっていました。
そんな井上さんの話で印象的だったのが以下。

超ヤベーウィルスはそこで終息するので絶対に広がらない。死ぬと終わる。絶対に全人類が死ぬということはない。広がるものは基本的には弱毒。だから広がる。だって死なないから。インフルエンザウィルスも広がっているが、抵抗力の弱い人たちが残念ながら亡くなってしまう。人類という大きな目で見れば滅亡することはない。人類を滅亡するウィルスは存在しない。

この放送はコロナ禍前です。
コロナ禍初期の頃、世界中の人々が、得体の知れない人類を滅亡させるかもしれないと思ったウィルス。しかし、研究者の人たちは、一般人ほど心配していなかったのだろうと想像しました。
この話を聞いていたら「感染が広まっているんだから人類が滅亡することはない」という根拠を知った上で必要以上に怖がることはなかったんだろうなぁと思います。
根拠のある知識は多い方がよいですね。


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