#263 どんなに親しくてもお金の貸し借りはしない

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第318回】「お金の貸し借りのことを考えてみた。」を聴いたことのアウトプット。
澤さんがVoicyで、おごる・おごられるの話をした翌日に確定申告をしたことからお金とお金の貸し借りの話。

お金というのは、社会の仕組みを回す上で非常に便利なツールであり、概念でもある。
お金をベースに様々な価値を計れるようになって、感覚的なものが数値的なものに変換可能になった。例えば、僕自身のビジネスパーソンの価値もお金によって計測される。
お金は価値を換算するの上で非常に便利。
こういう客観的に便利なものは、もう一つある威力がある。
それは人間関係を簡単に壊すという側面。
大抵の犯罪はお金絡みで、強盗、詐欺、恐喝。全部お金が目的になっている。
僕は、お金を貸すという行為をまったくしない。
お金の貸し借りほど人の関係を壊すものがないから。
受け取りようによっては、「それは冷たいんじゃないか、困っている人を助けるつもりがないのか」という考え方もあるんじゃないかと思うが、本当に困っている人が目の前にいたら、お金を貸す以外にも助ける方法はあると考えている。
他人にお金を貸すくらいだったら、返ってこないものと思ってあげてしまった方がいい。返さなければ、そのまま手切れ金という考えで渡す。
返ってこなければ2回貸すことは絶対にないし、2度目はない。
親しい人が、誰かに貸すか貸すまいか悩んでいたら、僕は全力で止める側に回る。あるいは「もうそれは、あげちゃいなよ」とアドバイスする。
返って来ないというストレスを感じるくらいだったら、貸さない方がよっぽど精神衛生上よい。
貸さなくて壊れる人間関係だったら、貸すこともなく壊れてしまった方がよっぽどマシだと思っている。

澤さんのお金の貸し借りに対する考えは、私が父親から教わったことと同じでした。
私は、物心ついたときから父親に「友達でもお金の貸し借りはするな」と言われてきました。
祖父が、終戦後、人にお金を貸して返ってこず、結果貧しくなったという話を聞いたことがあって、その教訓からきてるものと思っています。
ジュース代程度はさておき、返さないときに人間関係が壊れる金額であれば、私は絶対に貸し借りしない考えです。
親友、恋人など親しい関係の人ほどお金で困っていたら、お金じゃない方法や手段で助けるべきかと思います。
お金を渡すことで本当にその人が救われるのか?一時凌ぎにしかならないのではないか?と少し長い目でみる余裕もほしいですね。


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