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CEOの宮坂が「なんでBONXに入社したほうがいいのか」という疑問に回答します【採用】

自分はなんのためにBONXという会社を作ったか?
金持ちになるためでも、有名になるためでもない。

新しい時代を作るためだ。

と言うと「は?」と思うかもしれない。

しかしプロダクト作りと同じぐらい熱い思いを、会社作りに対しても最初から持っていた。新しい時代の理想的な生き方を体現できる会社を作り、新しい時代を牽引できる存在になりたい。今の社会にハマらない・ハマれない期間が長かっただけに、人一倍強くそういう思いを持っていた。正直に言って、これは簡単な話ではない。


しかし、BONXだったら何か新しいことができるのではないか?モチベーションは人それぞれだが、BONXのもつワクワク感に惹かれて、この大きな挑戦に一緒に立ち向かう仲間が集まってくれている。新しい時代を魁(さきがけ)るというBONXの旅はまだ始まったばかりだ。

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BONXなんかが新しい時代を作れんのかよ。

そうあなたは客観的に思うだろう。当たり前だが、新しい時代を作るのは簡単なことではない。Exceptionalな、突出した存在でなければ新しい時代など作れない。何をもってexceptionalだと呼ぶのかはいろいろあると思うが、Appleが新しい時代を作るといえば、その経済的・文化的影響力から言って納得する人も多いだろう。そのAppleを作ったSteve Jobsが憧れた日本企業があった。

ご存知の通り、ソニーだ。

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今はどうか知らないが、ソニーは突出した存在だった。世界における日本のプレゼンスを高め、テクノロジーの楽しさを多くに人に啓蒙した。創業者である盛田さんの本には僕も大いに刺激を受けた。BONXはソニーのような突出した存在になれると、僕は本気で信じている。

では、その理由を説明しよう。

1 . 世界初のイノベーション

ソニーのウォークマンはいつでもどこでも音楽を携帯して聞くという、世界で初めての体験を実現した。

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BONXはいつでもどこでも仲間と話せるという、世界で初めての体験を実現した。

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本当にそんな世界的に新しい体験を発明した日本発のスタートアップ がどれだけあるだろう。ウォークマンも、BONXも、どちらも体験としては極めてシンプルだ。

歩きながら音楽が聴ける。

滑りながら話せる。

そのシンプルな体験を実現する道のりは平坦ではないが、
その道のりがチームを強くする。今やどんな瞬間でも音楽を聴いているのは普通のこととなった。それと同じように、どんな瞬間でも声でつながっていることは普通になるだろう。そのためにはまだまだ乗り越えるべき壁がたくさんあるが、平坦な道など歩んだことのないチームBONXならきっとその壁を乗り越えるだろう。

2. We are making what people want. (必要とされるものを作っている)

自分たちは本当に必要とされるプロダクトを作っているのかどうか?これは事業上も極めて重要な論点だし、日々の仕事の充実感という面でも重要だ。BONXは本当に必要とされるプロダクトであり、それは俺たちの誇りだ。

「BONXなしでは業務が成り立たない」

「遊びでもBONXを知ってしまったら、それなしでは満足できない」

そんな声もよく聞かせていただくが、今日はいくつかの数字で、BONXが本当に必要とされていることを説明したい。

① チャーンレートが3%未満

これはBONX for BUSINESSを使い始めたユーザーが離脱する割合が3%未満だという意味だ。

② 最大DAU/ユーザー数が70%以上
つまり、課金しているユーザーのうち、70%以上が1日の中で実際に使用した、ということだ。まだまだ普及途上で発展途上のプロダクトであるが、こう言った数字を見ると、現場でもはや「必需品」というレベルで必要とされていることがわかると思うし、今後成長する余地も読者の皆様にも認めてもらえるのではないかと思う。

3. 「現場 × 声」という巨大な市場

BONXの事業規模はまだまだ小さい。しかし市場ポテンシャルはめちゃくちゃ大きい。BONXはスノーボード・スキー向けのニッチな製品ではない。(だとしてもグローバルに1億人以上の市場があるし、中国だけでも3億人になると言われているが…)今やありとあらゆる現場で使われるプロダクトに育ってきた。

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国内だけでも、店舗や工事現場などの様々な現場で働く人は数千万人いる。その人たちに声の力を届けるのが僕らの仕事だ。そしてまた声の力というのは他の人の声が聞こえるという話だけではない。今、声のインターネットという領域が盛り上がっている。

アメリカの超有名投資家であるMarc Andreesenも

Audio will be titanically important.
(声はタイタニック級に重要になる)

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という表現を使っている。

リアル世界には画面を見れない・操作できないシチュエーションというのはたくさんある。その一方で音声認識など声関連の技術はまさに実用化のフェーズを迎えており、あらゆる人の耳が常にヒアラブルデバイスを通じてオンライン化されている時代も来ている。つまり、いつでも声を使ってインターネットにアクセスする時代が到来しつつあるのだ。

そう言った状況の中で、世界中の現場で遊んだり働いたりする人と、声のインターネットという巨大なトレンドを結ぶのがBONXだ。BONXを通じて、他の人とも話すし、BOTと会話するのも普通のこととなる。

Titanically important, isn’t it?(タイタニック級に重要でしょ?)

4. HeSaaSという可能性

日本のハードウェアは強かった。一方で、日本企業はソフトウェアサービスでは世界で勝てない。かは知らないが、GoogleやFacebookのような企業は日本から出てきていないし、自分の知る限りしばらくは出てきそうもない。BONXはハードウェアだから勝てる、とはもちろん言わない。ハードウェア、特にコンシューマーエレクトロニクスの強みはもう相当程度中国に持って行かれている。

実はBONXはハードウェアではない。

ハードウェアとソフトウェア(モバイル+クラウド)が高度に組み合わされたプロダクトだ。そしてまた、そのビジネスモデルはハードウェア販売とSaaSが組み合わされたHeSaaSと言われる新しいモデルだ。この新しい領域での勝者は決まっていないが、ソラコムのように日本発で本気でグローバルIoTプラットフォームを目指すスタートアップもある。まだどうなるかわからない領域だからこそ、日本発で世界で戦える可能性があるのではないかと思う。

5. 本物のストーリーと熱いユーザー


BONXにはストーリーがある。

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スノーボード中に話したいというピュアな想いでスノーボーダーがスタートした。しかし雪山で滑りながら話すというのは技術的には大変なチャレンジで、苦労の連続だった。それを乗り越えた結果、あらゆる現場で使えるプロダクトが生まれ、あらゆる現場の声に応えるべく進化を続けている。そして世界の遊びと仕事を進化させている。

シンプルなストーリーだが、オーセンティックで共感を生む。

そしてBONXのデバイスの出荷台数は5万台に迫る勢いで増えており、それだけのユーザーが世界中にいるということだ。ストーリーへの共感がなければ、MTB界最大のスターBrandon Semenukがアンバサダーとなり、スノーボードの神様Terje Haakonsenがムービーに出演し、世界の高級ブランドや一流エアラインがユーザーとなるようなこともなかっただろう。

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Brandon Semenuk

というか、世界的なエクストリームスポーツのアスリートから、世界最高峰の一流ブランドまでが現場で使ってくれるプロダクトなんて、他に何があるだろう?iPhoneぐらいしか思いつかない。

BONXは世界最大の起業家支援団体EndeavorからEndeavor Entrepreneurに認定された。日本からは7社目となる認定だったが、他に選ばれているスタートアップと比べても、サンフランシスコの選考会に来ていた海外のスタートアップに比べても、BONXは圧倒的に未熟で小さな存在だ。それなのに選ばれた理由の半分ぐらいはこのストーリーとユーザーだったんじゃないかと思っている。客観的に成功しそうなスタートアップだ、というよりパネリストの熱狂的な共感を呼んだのが勝因だった。

世界で共感を生むストーリーと、一流のユーザーという無形の資産がBONXの何よりの財産である。

6. 本気のチーム


俺たちは本気だ。本気で世界に通用する存在になろうとしている。実際かなり早い段階からグローバル展開を開始した。そしてそれが簡単ではないことをめちゃくちゃ思い知った。

でも諦めない。チャレンジし続ける。

そういう人間が経営しているのがBONXだ。

宮坂個人の力としてはたかが知れているが、チームを見てもらえれば尋常ではないことがお分かり頂けるだろう。一流の投資銀行や外資コンサル、今をときめくメガベンチャー、そして老舗メーカーまで様々な経歴を持つ面々が、多種多様なスキルと溢れ出る個性を持ち寄ってチームBONXができている。多様性に富みながらも、外の人から良く言われるチームの共通項は「BONXは人が良い」ということ。

しかし実は以下の3つのバリューを共有する集団でもある

1. Make smile (ユーザーの笑顔のために動こう)
2. Talk easy (なんでも話し合おう)
3. Fly high (高みを目指そう。その分チャンスを与えよう)

世界に通用するプロダクトやブランドは、世界に通用するチームからしか生まれない。上記のような実績はある一方で、チームBONXの陣容は実は20人足らず。これからスケールアップするのに最高の原液となっている。

こう説明しても、ソニー級の会社になるとか、新しい時代を作るとか、やっぱり頭おかしいんじゃないかと思うかもしれない。自分もロジックにうるさいと評判のコンサルティングファームで約3年半働いていたので、上記の要素があるから自動的にソニーみたいになる、というロジックが成り立つとは思わない。

なので、実際に少し頭がおかしいのだと思う。

上記の通りBONXには優秀な人が集まっていると思うが、ちょっと頭おかしい人、換言するとファンキーなやつがやたらと多い。ファンキーじゃないとこんなことやってられない。でも時代を作るのは、いつでも一部のファンキーな人たちだ。自分の直観、もしくは心の声を聞いて行動できる人たちが、新しい時代を作っていく。

ソニーもすごいが、ホンダを作った本田宗一郎もすごい。
芸者を助手席に乗っけて川に車で突っ込むとか、ファンキーすぎる。

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そうそう、新しい時代ってどういうことなのかも、少しだけ話しておこう。

それを一言で表したのがBONXのスローガンである「世界は僕らの遊び場だ」である。その言葉に込めた意味は前の投稿で書いたのでここでは詳しく書かないが、簡単に言うと、毎日をワクワク生きていける世の中を作ろうぜ、ということだ。

ぶっちゃけまだぼやけているところはある。自分の考えが間違っている部分だってあるだろう。れでも今の時代に違和感を感じ、新しい時代や新しい価値観を作って行かなければならないと感じてる人はいっぱいいると思う。現代においては、問題を解決するというより、新しい社会の理想像=ビジョンを作る必要があると僕は感じている。

いいアナロジーが医療だ。

医療がどんどん進歩して、病気(=問題)はどんどん治療(=解決)できるようになってきている。その結果死なないようになっているのだが、では死ななきゃいいのかというとそうではなくて、もちろん健康で生きていた方がいい。しかし、実はその「健康」の定義が良くわからない。WHOも言う通り問題(=病気)がないことが健康なわけではないが、目指すべき「健康」がよくわからないから、医療としてはとりあえず問題を解決することに終始していて、健康のための処方箋というのはないままだ。

それと同じようなことが社会全体でも起きていないか。

もちろんまだまだ環境問題や貧困問題などの問題(=病気)はたくさんあるし、それを解決することは重要なんだけど、問題がなくなった後の新しい理想像(=健康な姿)がない。実際この日本で生きていて、多くの人がこういった問題で直接的に不幸にならずに済むような社会にはなったんだけど、どういうのがいい生き方(=健康)なのかがよくわからないから、何かに向かって世の中が進歩してる感じを受けない。言い換えると、この社会の構成員になることにワクワクしない。これは巨大な課題だが、わかりづらい話だし、解決しなくても別に死ぬわけじゃないので、なんとなく置いといて大人になっていく人が多いんだと思う。大人になると、自分自身をごまかすことが上手くなってくるし、何より鈍感になってくる。そして問題を解決できる人は世の中にたくさんいるが、新しい社会像を示せる人となると…

でも、心のどこかに違和感を感じている人は多いはずだ。

本当はもっと楽しくて自由な毎日を送れるはずだと思っている人がたくさんいるはずだ。何かのために今我慢するのではなく、大切なのは今なんだと気付いている人が増えてきているはずだ。

そういう人たちと一緒に、新しい時代を作っていきたい。

そのために存在しているのがBONXであり、そのクルーを束ねるのが「世界は僕らの遊び場」というマインドだと思っている。

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もしここで僕が書いたことと、あなたの胸の内にあるもが少しでも共鳴するなら、BONXの門を叩いてほしい。

BONXは今、採用活動に本腰を入れている。
一緒に新しい時代を作る仲間を探している。

そこには、ファンキーでパワフルなクルーがあなたを待っている。

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