ものづくりの楽しさ・ワクワクを思い出す建設業の未来の話
音声でインターネットにつながる世界とは?
突然ですが、BONXはInternet of Voiceのプラットフォームになることに挑戦しています。
音声のインターネット(Internet of Voice)とは何かという話ですが、何かをしながら耳に装着しているイヤホンマイクの音声デバイスを通じてインターネットに繋がって、インターネットの先にある様々なサービスと繋がって便益を受けるということです。
よくラジオはながら視聴のメディアだと言われますが、BONXが作るInternet of Voiceの世界では、パソコンに向かってブログを書きながら、音声デバイスを通じてお買い物をしたり、旅行の予約をしたり、タクシーを呼んだりできます。
また、仕事に転じると営業で訪問先に向かうために運転をしながら、SFAツールを呼び出して次に訪問するお客様の情報を音声で確認したり、訪問後に商談内容を登録することもできます。また、世の中にあるクラウドサービスやウェブ会議、IP無線とも連携をしていくことができる人の耳と口とインターネットの世界のHubであり、そこでサービスを提供するプラットフォーマーになりたいと思っています。
では、これを具体的に建設業に転じるとどうなるかというお話を今日は書きたいと思います。
ゼネコンで働く醍醐味を思い出させてくれたソリューションとは?
未来の建設業において、大事になってくる課題というのは何でしょうか?みなさん一様に仰るのは、人手不足と高齢化です。今後どんどんと就業可能人口が減っていきます。一方で、建設に対するニーズはそれほど減っていません。そのため、専門技術を持った方々が高齢化し、新しい世代への技術継承が必要になってきています。
また、一に安全、ニに安全と言われるように、少ない人数で、高齢化する技術者の安全を確保していくことが、今後更に求められていくことになります。
では、そのような建設業の作業現場でBONXがどのように役に立っているかと言いますと、これです。
工事現場では作業場所の面積がどうしても広くなってしまいます。端から端まで数キロメートルという現場もあると伺います。その中で、トラックで物を運んだり、重機を使って作業をしたり、高層ビルになりますと、数百メートルの高さと地上との連携が必要になります。
そんなシーンで、一緒に作業をする全員が繋がって安全管理のために声を掛け合う。
物の移動の時に、「今こっち出たから、X分くらいでそっちにいくよ」「了解です」とか、そういった何気ない声の掛け合いが非常に簡単にできます。
実際に使っていただくことで、誰と誰がどんな話をしていて、それによって、どのように作業が進行しているのかがわかることは、若手のメンバーや新しい方が入られた時の教育にも活かせるのではないかと考えています。
また、技術的にはGPSと連携することによって、誰がどこにいるのかがすぐにわかるようにします。その情報を使って、入ってはいけない場所や、作業中に禁止されている危険な場所を予め設定しておくことで、アラートを耳に届けることにより安全管理に寄与できるのではないかと考えています。
加えて、音声での発話認識と入力により、業務日報や報告書を手入力する手間を省き、少しでも本来の業務であるものづくりに集中できるようにできると人手不足に貢献できるのでhないかと考えています。
最後に、BONXを使ってくださっている建設業のお客様から頂戴したとっても嬉しい言葉を紹介します。
BONXは、本来ものづくりが好きで、ゼネコンを志した私たちに、日々の繁忙や責任、方向性を見出せない働き方改革の波などに追われて、いつの間にか忘れていた現場の楽しさや一体感の醍醐味を、思い出させてくれます。
●●の現場(社員や作業員)に今必要なことは、現場は本来楽しいもので、子供の時の秘密基地作りのようなワクワク感、砂場でトンネル作って水が流れた時の喜び、その気持ちを一人ひとりが思い出すきっかけだと思います。
今週は、鉄道現場、夜勤工事の架設作業おいて、作業員たちも含めたBONXによる連携を試みます。
またご報告いたします。
BONXでは、音声コミュニケーションを活用したTeam Growth platformとして成長を遂げています。BONXと一緒に音声コミュニケーションの未来を創っていきたいパートナー企業様を募集しております。
また、今回ご紹介したBONX Gripのボタンを使った音声ソリューションについても提案が可能ですので、お気軽にお問い合わせをいただけますと幸いです。
b4b_sales@bonx.jp