見出し画像

BONXを使わない日を作ってみたらリモートワークの課題が身にしみて分かった話

BONXではBONX for BUSINESSを活用した「音声でつながりながら働く」ということがスタンダードになっています。あまりにも毎日使いすぎているので「試しにBONXを使わない日を作ってみよう」というCOOのアイデアで社員全員で試してみました。ただBONXが生産性の向上に本当に役立っているため、1日全ての時間をBONX無しで過ごすというのは「業務効率と生産性の観点から厳しい」ということで半日だけの実施となりました。


BONXがある時|リモートでの通常の働き方


BONXでは始業と同時にBONX for BUSINESSアプリを起動し、「おはよう」と挨拶をするのが日課です。オフィスに出社すると必ず挨拶をしますよね?その感覚と同じです。わたしたちは「声で出社するスタイル」と呼んでいます。
「BONX WORK」というトークルームに業務中は基本的に常時接続。これによって話しかけると誰かが応えてくれるオフィスのような空間を声で再現しています。BONXのビジネスサイドは、営業、CSS、バックオフィスという形で大きく3つに別れています。チームごとの相談はそれぞれ所属しているチームのルームで行います。

画像1

(実際のトークルーム画面)

チームのメンバーと音声で常につながっているので、業務を進める上で大事な報連相は出社していた時よりも密に行われています。緊急事態宣言以前の出社していた時と比べPDCAが回る速度も早くなり、生産性が大幅に向上しました。


BONXがない時|いつもの「おはよう」が無い違和感

前述の通り、BONXでは始業と同時にBONX for BUSINESSアプリを起動し、「おはよう」と挨拶をするのが日課になっています。まずこの挨拶がないということに寂しさを感じる社員が多かったです。

COO/CFO 峯岸:古い人間だからかもしれないが、1日の始まりに一緒に働く仲間に「おはよう」と挨拶できないのは、できていた頃があるからこそ、寂しさを感じる。

採用担当 三浦:まずは寂しい。BONXを毎日つけて繋がっている感を感じていたのでそれがなかった朝は心もとない気持ちだった。挨拶とかみんなの声とかを自然に聞けるだけでも、オフィスに近いバーチャルオフィス感があったのでフリーランスの方はこういう気持ちなのかなと思った。

BONXがない時|Zoomを使ってのオンラインミーティング

社内であまり使わないツールをいきなり使えば慣れないことは起きます。9時からのミーティングでしたが早速アプリが上手く立ち上がらないというトラブルも。この辺りはツールへの慣れもありますが、BONXでトークルームに入っている状態から自然にミーティングがはじまる流れに慣れすぎていたので手間だと少し感じました。ビデオ会議ツールなので映像のシェアができますが、誰も画面をONにする社員は居ませんでした。音声のみの会議に慣れているので、「顔を映しながらミーティングをする」のは少しストレスだったかもしれません。

CSS 藪:朝一のmtgでなぜかzoomがうまく起動しなくて入るのに遅れてしまった。でもPCで起動しなくてスマホに切り替えられたので、端末トラブルの際にはPCとスマホ両方で使えるzoomにもメリットがあると思った。

インターン 高橋:zoomの画面共有などは、慣れれば活用しやすいと思った。zoomの方がかしこまった雰囲気を感じた。

BONXがない時|業務中BONXがあったほうがいいなと思った場面

業務の中で「BONXを使いたいな」と思った場面について聞いてみました。

セールス 鈴木:ちょっと相談や確認をしたいとき。細かなニュアンスや意向が伝わりにくい場面があった。BONXで常に繋がっていれば、「これってこういう認識だけどあってる?といった相談がその場ですぐにできるが、できなかった。「テキストで細かく書くのもなぁ」と思い、自分で考えて後で相談しようとしたが後回しになってしまった。

セールス 岡島:ちょっとした質問や相談をしたい時。雑談をなんとなく聞いていたいなと思った。

採用担当 三浦:Slackで来た相談の温度感を知りたいとき。

リモートワークにおける一般的な課題

画像2

ここで、リモートワークにおける一般的な課題感をご紹介します。
リモートワーク勤務を実施している全国の男女計1,045名を対象に、2020年4月にウェブアンケートを実施したKDDI株式会社の調査によると、約半数の人が「同僚との何気ないコミュニケーションが取りづらい」ということをデメリットとして回答。また、10月以降に勤務精度を刷新するミクシィではリモートワークとオフィスワークの社員が混ざり合う「マーブルワークスタイル」をスタートさせる計画ですが、その中のワークスタイルの6か条の中には「コミュニケーションの溝を埋める」という項目があり、リモートワーク状況下での密なコミュニケーションに課題を感じていることがうかがえます。

<完全テレワークの実施は約5割、同僚とのコミュニケーションも課題に。 ~ウィズコロナ時代テレワークの課題・工夫に関する調査結果を発表~>
<ミクシィ、今後もオフィス出社を標準に リモートは週3日まで 「顔を合わせて仕事するのは重要」>

BONXを使わないことで社員がリモートでのコニュニケーションの難しさを再確認

普段つながりながら働くことが当たり前になっているメンバーにとってBONXを全く使わなかった半日は気づきが多かったようです。実際にBONXがないことを体験してみて課題として言われている「同僚との何気ないコミュニケーションが取りづらい」ということがBONXで解決していたことが分かりました。実際の社員の感想からもそれがうかがえましたよ。

セールス 松岡:日常の業務が今月は大変でしたが、それでも頑張れているのは、同じように頑張っているセールスのメンバーが同じトークルームで常につながっていて、いつでも話しかければ答えてくれる状況にいるからだと再確認しました。BONXがないと、そういう仕事中のエモーショナルな瞬間が全くなくなったように感じました。

CSS 藪:BONXでつないでいると実際に近くにいなくても、隣の席にいるような感覚だったな、ということを実感。オフィスを再現する、ってこういうことなのかと思った。BONXがあった方がリモートワークに適度な緊張感がでる。

セールス 鈴木: パッと相談、ブレストして結論出すことができないのが不便に感じた。Slackでの動きは見えるけど、個人ワーク感が強くなるので少し孤独さも。 BONXを繋いでいない状態は、営業メンバーからすると実はオフィス出社時とあまり変わらないのかもしれないと思った。実は出社していてもコミュニケーションをとる機会はそう多くない。BONXがあると、いつでも話せるのでオフィス出社時よりもコミュニケーションが増える。そういう意味ではそもそもテレワークでなくても繋がっておくのは良いと思う。BONXをつないでいると聞きたくないタイミングの雑談で集中が妨げられることはたまにある。

CEO 宮坂:移動でほとんどが終わってしまったので、NO BONXを体感できなかった。個人的にはもう一回やって欲しい。

社長はもう一回やってほしいと言っていますが、社員の感想を聞いていると生産性向上の観点からもう一度やるのは難しいですね。ビジネスはTime is moneyなので(笑)

*******************************************************************************
BONXでは現在、一緒に働くメンバーを募集しています!
採用・応募に関するお問い合わせはこちらまでお気軽にご連絡ください!
recruiting@bonx.jp
*******************************************************************************