『知育』という言葉について
知育。
近年よく聞く言葉ですね。
特に、子ども向けのおもちゃや教材とされるものに多く付随しています。知的能力を育むための教育、とされているようですが、私はその言葉に少し疑問を感じます。
知育の定義ってなんでしょうか?
知育があるなら、知育じゃないものもある?
決してそんなことはない、と私は考えます。
子どもは、生活の中で学び、遊びの中で学びます。
あそびはまなび。
私が好きな言葉です。
全ての遊びは、想像力・判断力・思考力・体力、生きていく中で必要な能力を育むと思っています。
子どもたちの生活の中に、無駄な遊び、無駄な学びはありません。
パズルは知育になる?オーボールは知育にならない?そんなことはないのです。
自分の子が生まれ、子育てに必要なものを買い揃えていくうちに、『知育に最適!』という謳い文句が多く蔓延っている印象を受けています。
そうすれば売れる、のかもしれませんが、どんなおもちゃにも、どんなものやどんな環境からも、子どもたちは多くの学びを吸収します。しかも、生まれたその時から、学ぶ力・吸収する力はすでに備わっているのです。
どんなおもちゃを買えばいいか、どんな環境を用意すればいいか、なかなか難しいことですよね。
私も日々試行錯誤中…
しかし、どうか『知育』という言葉ばかりに振り回されず、その子に本当に必要なもの、その子に本当に合っている環境を、大人である私たちが与えられたらいいな、と考えます。
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