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マンガ ぼけ日和

長谷川嘉哉先生の【ぼけ日和】は、
自分のための読み物という感じでした。

“自分のため”というのは、
自分が、親の老いを認識して接していかないなとな~
と思う処があったので、認知症の知識をいれていこうと、
本を手に取りました。

今回は、矢部太郎さんが、
長谷川先生の本を、漫画化!

自分が本で読み、想像していた世界が、
矢部さんの絵で見れる!と思ったら、
ワクワクし、一気読みでした(^-^)
そして、最後にホロっと涙が。

マンガでも本でも、涙は流れましたね。

マンガ ぼけ日和 矢部 太郎 /著・長谷川 嘉哉 /原案 
かんき出版

■     目次

はじめに



■ チビッ子にお薦めしたい!

読み終わって思ったのは、
姪っ子・甥っ子にお薦めしてみよう!!と。

彼女・彼のばあば達は、
既に、”老い”の域に入っています。

”老い”は誰にでも順番におとずれるもの。

その理由は、大人であれば理解できる。

理解できるけど、大人も受け入れるまでは、時間がかかる。
出来たら受け入れたくない、そんな気持ちがあります。

まあ、50歳の私も、チームで話しているとき、
同じことを2回繰り返すこともある(笑)
自覚なし(笑)
あーそれ、以前にも聞きましたと云われ、自覚する(笑)

人間なんて、そんなもの(^-^)
とある程度の年齢を重ねれば理解できる。

ただ、小学生の彼女・彼は、
まだ認知症という病気を知らない。。。

ばあば達が、同じ話を何回もすることに、
違和感を持っている場合もある。
と考えたとき、この漫画は、その理解を進める役に立つと思います。

ばあば達だけではなく、オバの私も、
人生折り返し地点を過ぎるので、
そのうちに、オバにも来る現象と認識して貰えば良いかなと( *´艸`)。

認知症はなった本人も、困っているし、
介護する側も、困っている。

この症状が、生きている限り、
一生続くと思ってしまいがち。

一生続くと思うと絶望していまいますが、
長谷川先生の本を読めば、
困った症状にも終わりがくることを知れる。

介護される人になった・本人が生きているうちに
終わりがくることがわかる。

その辺りが、春夏秋冬でわかりやすく書かれています。

終わりが来ることがわかると介護する側も
ちょっとホッと出来ます。

超高齢化時代がやってくる前に、
手に取ってみるのがよろしいかと思いました(^-^)

以上


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