Dear My Dad〜亡き父への歌〜

※この詩は2014年、私が18歳の時に父が亡くなり、その後2017年?あたりに書いた詩にメロディをつけ、トラックメーカーの方にお願いしてトラックの作曲をしていただいた「Dear My Dad」という曲の歌詞です。

「Dear My Dad」

分かってるんだよ 分かってるんだよ
今さら後悔したって遅いって
分かったフリして 分からなかったの
近くにある当たり前は 永遠じゃないって

それは18の時 9月の終わりの日曜日
6時のアラームと同時に鳴る電話
「朝っぱらから何の用だよ?」

弱々しく力のない母の声が私に告げた
「早く 帰っといで 、昨日父ちゃんが亡くなったの。」
大嫌いだと思ってたのに やっぱり涙が止まらなくて

分かってるんだよ 分かってるんだよ
今さら後悔したって遅いって
分かったフリして 分からなかったの
近くにある当たり前は 永遠じゃないって

鮮明に覚えてる あなたの大きな背中
刺身をつまみながら 茶碗で晩酌する
淋しげな横顔 切なくて

大嫌いだと思ってたのに やっぱり涙が止まらなくて

分かってるんだよ 分かってるんだよ
今さら後悔したって遅いって
分かってるけど 分かりたくないの
もう二度とあなたに会えないってことを

歌うところも踊るところも 成人式の晴れ着姿も 見せられなくて ごめんね
溢れ出る数々の想い きっと一生消えないけど
そっと胸にしまい 前を向いて 今を生きるの

分かってるんだよ 分かってるんだよ
今さら後悔したって遅いって
分からなかったけど 今なら分かるの
あなたがどんなに愛してくれていたかを

最後に言わせて 父ちゃん ありがとう

noteの創作活動を生業に出来たらなぁ…。記事を読んでいただいて何か心に響くものがありましたら、気が向いたらで良いのでサポートお願いします!