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どうする高齢者施設利用者の爪

どんな爪でしたか?

高齢者施設等に入所されている利用者さんの爪、見たことありますか?
A.厚い爪 
B.濁っている爪
C.巻き爪
D.透き通った薄い爪
ケガをしないように、そしてキレイな状態でいて欲しいから是非はじめてみましょう!

爪切りのカタチ

皆さんの施設にある爪切りはどんなものですか?

①くちばしの様な上下の歯のタイプ

 Dタイプの爪に対しては簡便で誰もが馴染みがあるため使いやすいです。
 一方で厚い爪には歯が挟まらなくて難しいです。

②ニッパータイプ

 A~Dタイプの爪に使えるオールラウンダー

③ヤスリ(爪切りじゃないけど)

仕上げに是非使って欲しいヤスリ
 また、①②で切るという恐怖を克服できなかった方、これでも良いんです

爪切りの値段

coming soon.

どこまで切る?


慣れない爪切りは医療者にとっても怖いものです。
良く聞くのが「短く切りすぎて皮膚まで切っちゃったらどうしよう」、
「肉を切って血が出ていたい思いをさせてしまう」です。

安心ポイント①

A〜Dタイプの爪は短く切る必要はありません!
むしろみんなが思っているより少し長めかも?
足の裏から見てください。爪が見えなければ深く切りすぎです。見えてるくらいで整えましょう。

安心ポイント②

一度に完成形に持っていかなくても良いのでコツコツ少しずつ。
次に利用者さんの顔見に行くチャンスだと思ってください。

安心ポイント③

ヤスリで延々と削ったって良い。
時間はかかるけど、お互いおっかなびっくりするくらいならのんびりやりましょう。
濡れたティッシュで拭きながら削ると粉が飛ばなくて良いですよ

最後に。

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