2023年の転職活動の履歴
出戻りガツオ🐟です。
思いっきりテンションが低いnoteをこの前書いてしまいましたが、なんとか今回転職先が見つかり、新しいチャレンジができそうです。
今回は転職活動の振り返りを書こうと思います。
「これから転職活動をしようかな」という方などのお力になれれば幸いです。
転職活動振り返り
私のプロフ
・ジョブホッパー
・人事労務が一番長い
・RPA Specialist(Power Platformメイン)が数ヶ月
志望は技術職、Power Platformに関連する仕事を志望しました。
使った媒体
・doda(初)
・LinkedIn
・レバテック
・その他 ヘッドハンター会社に書類は出しました
最初の感覚
技術職に転換したかったので、経験年数は薄いですがHRの道は考えないことにしました。
経験年数が短いから絶対に通りづらいだろうな・・・というのは覚悟のうえ。
まずは書類が通るところを探ろうと考え、Microsoftパートナー企業や社内SE、コンサルタントまで落ちるの上等で幅広く受けてみることに。
個人的な感覚
そして中途採用に携わっていたこともあるので、ちょっと経験則もあります。
あくまで私の経験則ですが、そもそも求人票に書いている募集要項と、採用担当、Hiring Managerや募集部署が考えている求めている人材の具体度はギャップがあります。
募集要項ではわからない
「うちは中堅の年齢が弱いから◯歳くらいのひとがほしいなあ」とか
「▲▲にマネジメントをやってほしいから教育も兼ねて若い人がいいなあ」など本音があります。
これは別に悪いことでもなんでもないです。
言いたいこととしては書類が通らないことは別に普通なのです。
プロフィットセンターであれば、売上拡大を見込んで複数の採用が見込めますが、コストセンターであるバックオフィスは尚更厳しい。
最初は慣れないので「書類選考のお見送り」は落ち込みますが、落ち込む必要はないです。そもそも狭すぎる門。
そしてペケが多い私の通過率は、期待できるものではありません。
中途採用は蛇口のようなもの
私の大好きな「エンゼルバンク」の格言でもありますが、中途採用は蛇口をひねって水を補充するようなものです。
新卒採用でノルマが決まった獲得競争に対して、人材市場という蛇口をひねって、ほしい水を適量入れる、これが中途採用と表現されています。
十把一絡げにそうだ、とはおそらく言えません。
中途で人数を倍にして事業を拡大したい!といったこともあります。
また新卒採用でイチから育てる文化がない企業もあります。
ただ日本が新卒一括採用を行政機関を中心に基本的に実施していることを考えると、大半が当てはまる表現です。
さて、ここから実際に私の転職活動履歴をみていきましょう。
転職活動履歴
Power Platform 受託開発の会社
上記に書いたような職種の会社を受けましたが、受託開発の会社は選考通過率は悪くなかったです。全てdoda経由で受けました。
これはPower Platformの技術に特化した人材が、まだ人材市場に充足していない状況も功を奏したのでしょう。
一方で求人も少ないことも事実。
そもそもPower Platformが技術として歴史が長いわけではないので企業規模もコレから!というところが多い。(2019〜2020年くらいからPower Platform開発ではじめましたという印象)
企業規模は待遇と比例する部分もあるので、希望年収が通るかという部分はチャレンジ・・・。
福利厚生については、資格取得補助メインに充実している印象がありましたので、メリット・デメリットを考えた選択になります。
■ コラム MCPの強さ
「Power Platformできまーす」といっても言葉だけでは示しづらい。実務経験がないことには、評価できない・・・。
そんなときに活きるものが資格。
実際MCP( Microsoft Certifications Program )の威力はあります。
実績が少ないのに書類が通るのはMCPやMicrosoftのプレスに載ったりなど、目に見えるもののおかげです。
PL-300をもっているとデータサイエンティストの求人をめちゃめちゃ紹介されます。
そもそも転職エージェントにお願いしている要件と違うので・・・ですが。
とはいえPower Platformサービスを展開している企業にもPL-300は響きます。Power BIサービス拡充したい!ってニーズはあるので勉強する価値は大きい。
Microsoft learnとUdemyをやりまくれば受かる資格でバッジももらえるので、是非取得することをおすすめします。
Twitterでふざけているひとも☆☆☆保持者だったりします。
す、すごすぎる((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
社内SE
こちらも全てdoda経由。鬼門中の鬼門です。
Power Platformに力を入れたいぜ!という企業で考えると超限定的。
そもそもMicrosoft 365をしっかり導入できている企業。
そして自動化に力入れたい!っという企業。
企業側がこの状態になっていることがまず第一関門です。ライセンス費用もかかりますし、そのうえ、「自動化に力を入れる!」という意欲をもった企業は珍しく、専門のチームを設けているとなると大企業が中心になりました。
となると超・超・超鬼門!!書類通過後も、60分の1とかもザラ。
社内DXに興味が最もあったので、志望度が最も高かったポジションでした。
しかし書類は通りづらく、選考は進みましたが倍率が高すぎる関係もあるのか、選考にかかる時間も長く、内定獲得にまでは行きませんでした。
コンサルタント
dodaやLinkedInのヘッドハンター経由で受けました。
dodaは通らないものも、LinkedInのヘッドハンター経由では通ったり。
厳しい面接でしたが、ありがたい評価をいただき、内定まで行き着くことができました。
■ コラム ヘッドハンター経由
ヘッドハンターとはなんでしょうか?
通常のエージェントとは違うの?と思われると思います。実際にLinkedInで怪しい海外の個人?のヘッドハンターもいらっしゃり、なかなか個性的な方もいます(鬼のようなチャットを何回もよこしたりなど)
Heys Japanやランスタッドが有名どころですが、超有名な外資系企業を中心に紹介されます。
「絶対書類通らないだろ・・・、何考えてるんだ」と印象を抱きますが、不思議なことに書類通るんですよね。
このマジックはなんでしょう?
こういったヘッドハンターは、企業のHRではなく、直接採用部門のマネージャーやキーパーソンとやりとりをしているなど、ルートが異なるようです。
HRとして耳が痛い内容ですが、
現場にいるわけではないので書類選考の判断軸が
・勤続年数
・転職回数
・関連する企業での就業経験
ここでマッチしているかで限定されがち。
Hiring Managerと密に連携を取っているリクルーターがいる企業は別ですが、大量に来る履歴書や職務経歴書にガッツリ目を通すことも正直大変です。
全然要件に合っていない人を通して、部門に紹介することも気が引けます。
しかし、ヘッドハンターは直接Hiring Managerとやりとりしている関係で、ガッツリ書類の見どころやポイントまで営業してくださいます。
だから「ここ通るわけないだろ・・・」って会社も書類が通ったりするんですよね。
その後の適性検査などは変わりません。Big4のようなスーパーカンパニーには鬼のように難しいテストが待っていますので、そこでふるいにかけられます。チャレンジできるところは嬉しいですが、入ることが簡単になるわけでは決してないです。
■ コラム 適性検査について
個人の感覚の話になりますが、適性検査を実施する企業が増えたように感じます。
求人票に「適性検査なし」と書いていても、後出しで追加されたりするので、ほぼ適性検査はやりました。
性格検査だけならいいのですが、そんなことはなく、企業によっては論文も書きます。
難易度で考えると、SPIなら正直ラッキーです。数時間対策すればなんとかなります。
ノー対策だとキツイですが解説を読み直せば思い出すのではないでしょうか?
※有料アプリがおすすめ。本より安いし、どこでも勉強できます
記念受験でBig4の試験を受けましたが・・・結果はお察しです(泣)
信じられないくらい難しかったですw
実際に入社してご活躍されている方々を本当に心から尊敬します。
クロージングまで
結果としてヘッドハンターに、引き合わせていただいた会社で内定を承諾しました。
トントン拍子に聞こえますが、内定後の詰めはエグいですw
圧が強い。考える暇がありません。
ここは芯を強く持って粘って考えるところです。引き伸ばして伸ばして考えました。(ほんとゴメンナサイ)
自分の人生でこれ以上、転職したくない。どんな勤務体系になるのか、生活は?考えることは無限にあります。
最終的には覚悟を決めなければなりませんが、不安はたくさんあります。
特にコンサルタントへの挑戦は、よくSNSや評判、某チュアの知り合い、愛読書のタカマツ本からも生き方がそもそも変わってしまう印象がありました。
一番の不安は・・・
現職を早期離職することになってしまい、会社でバリューを出せなかった無力感が今も拭えません。
自信があるものは、「Power Platformのスキル」(毎晩やってますからねw)
チャレンジを諦めて、給与・労務領域にいけば絶対にバリューは出せる。
多分なんとかできる。そう思うと元の道に戻りたくなる。
そして初めてのクライアントワーク・・・
さんざん悩みました。悩みましたが、日本のDX推進に貢献するには絶好のチャンス。
やらないで後悔するよりはやって後悔したほうがいい。
新しいことにチャレンジさせていただけることは本当に得難い機会です。
「全力で自己研鑽しつつ、クライアントに最高のバリューを出す」
やってみよう。そう思いました。
どうなるかわからないけれども
今回の早期離職で自信がズタボロになりました。ドヤ顔で書いたnoteもあり、恥ずかしかったですw
何より最初に思い描いたビジョンとかけ離れ、心にぽっかり穴が空いた気分でした。
大きな無力感と、社会にいらないと言われた感覚
自分はおかしい人材なのでは?とぐるぐる頭を駆け巡りました。
しかし生きている限り何かと苦難はあると思います。
落ちこもうが、明日は明日の風が吹く
そう思って、たとえ嫌なことがあっても立ち上がって戦ってみようと思います。
なんとなく今悩んでいる方の、立ち上がるきっかけになれれば何よりです。
大好きなバンドのミュージックビデオを最後に添えて
さあ、頑張ろうぜ!
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