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32 いい本の手ざわりラ・フランスの重み

 句集「むずかしい平凡」自解その32。

 本屋でふっと感じた印象。

 あ、この本の手触りっていいな。どことなく重みがしっかりあり、重心が感じられる一冊の本。内容もあって、しかも甘みもある。

 その感触が、果物の味わいに似ていた。この感触って、なんか記憶があるような。そして思いあったのがラ・フランス。これだなと。

 今はスマホでいろいろなことが事足りているような時代だけど、ぜひ紙の本も手に取ってみてほしいですね。五感で感じるものはやっぱり違うと思うんですけれど。

 拙句集もメールに連絡いただければ、頒布しております。ぜひ。

 bonekobooks@gmail.com

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