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気になる例文

去年の夏からオンライン中国語教室に通っている。毎週1回90分をこつこつ続けて、この5月で通算半年くらいになった。

台湾へ旅行するのが好きなので、またいつか旅行した時に少しでも喋れればいいなァとの思いで勉強し始めたため、特にこれといった目標はなかったが、とはいえ何かチャレンジしてみたくなり、HSKという中国語の試験を受けることにした。HSKとは英語で言うところのTOEICみたいなイメージである。そんなわけで最近HSKの勉強をしているのだが、この公式テキストに載っている文章がツッコミどころ満載なのである。(なお、揚げ足取ってやろう!とかいう魂胆ではなく、いやいやどういうこと?!という驚きと発見の気持ちをシェアしたいと思ったまでのため悪しからず)

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相手の体重を知ってる関係性とは一体?そして1ヶ月で5キロも痩せたん…?
8時って夜の?泳ぎに行くの?今から?
ニャンコ、テンションあがったのかなー

ところで中国語からちょっと話は逸れるが、わたしは大学生の時に日本語教育の授業を取っていた。その中で、ある先生から、例文はとにかく「出来るだけシンプルで、例文の状況が分かりやすいこと」と「覚えてそのまま使えるものであること」が大切だと、めちゃめちゃ言われた。めちゃめちゃ言われたので、「例文」と聞くとその先生を思い出すほどである。ある時、授業でこそあど言葉の例文を作ったことがあった。みんな「ここは駅ですか?」とか「あそこは病院ですか?」という文を作ってきたのだが、確かにこれらは日本語としては間違いではない。でも「ここは駅ですか?」と実際に聞く人は果たしているんだろうか?そもそも「ここは駅ですか?」ってどんな時に使うんだろう…?と考え出すと、簡単な単語や文法ほど、例文を作るのが難しいことに気付く。授業の中での練習用と割り切ればいいのだが、それでもやっぱり、出来るだけ実生活に即した方がオトクだよなあと思う。

あまり使えない例文を量産してしまい、ことごとく却下され、みんなでヒイヒイ言いながら例文を考えていた日々を思うと、体重を把握しているってどんな状況…?と気になって仕方がなく、文法ポイントどころではなくなってしまう。まあ逆にそれで印象に残ったので結果オーライかもしれないが、今まで話し相手の体重を把握していたことはないので、これからの中国語ライフではやはりお蔵入りになってしまうかもしれない。

そんなわけでHSKの試験が今週末に迫っている。ちなみにHSKはレベルが低い順から1級、2級…と数える。私は2級を受験予定である。メルカリで教材を買う時、ウッカリ6級や5級(上級)のテキストを買いそうになったこともあったが、無事お目当てのテキストをゲットし、どうにかこうにか勉強してきた。結果やいかに!!!

写真は3年前に台湾の撮った1枚。結構盛大に挟まれてて思わず写真に収めてしまいました笑 早く台湾に行きたいわん〜🇹🇼

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