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自己分析をやり切った話


仕事がつまらない、つらい、辞めたい。口癖はネガティブな言葉しか出てこない。これからも私は同じような言葉を吐き続けるのだろうか。いい知れぬ不安がことあるごとに心を掠める。 でも、不安に思うことがどうしても言語化できない。人の手を借りたい。たどり着いた先がPOSIWILL CAREERだった。自分と向き合った1ヶ月をここに記したいと思う。

<プロフィール>
【年齢】26歳 
【学歴】大卒 (知識:IT・英語)

【業界】IT・情報通信業 

【経歴】新卒1社目 入社4年目 

【職種】ITスペシャリスト 

【営業内容】企業のエンドユーザー向け一次ヘルプデスク運用

<POSIWILL CAREERに出会うまで>


今の会社に新卒で入社して3年半。給与や人間関係で大きな不満はないけれど、ずっと心の中にある現職へのモヤモヤ。このままキャリアを積んでいくことに言い知れぬ不安がある。入社前は、「やりたいことがないのは経験がないから当たり前。仕事を続けていくうちに、やりがいや興味が出てくるだろう」と思っていた。しかし3年半続けても、現職に興味が湧くことはとうとう無かった...
転職という二文字がちらつき始めて頭から離れない。これは行動に移すのみと転職活動をやってみたがうまくいかない。「転職理由」「転職の軸」「将来どうなりたいのか」「就活の軸」「自分の強み・弱み」必ず聞かれる質問にうまく答えられない。 というか、なんでこんなに自分のことがわからないんだ…??

「キャリア 悩み 相談」とググる。ふと開いたページにキャリアコーチングというワード。

キャリアコーチングは、1対1で転職を前提としないキャリア相談ができることを指します。キャリア相談では、自己分析からキャリア設計まで丁寧にサポートしてもらえることが特長です。そのため、じっくりと最適な転職先を決めたい人に向いているサービスだといえます。

https://coeteco.jp/articles/11743

私が求めていたサービスってまさにこれじゃないの?ふむふむ、一番メジャーどころは「POSIWILL CAREER」というところか。無料体験がある。

ぽち。
無料体験は一時間。 現職のモヤモヤを言語化したい!その思いをカウンセラーに真っ先に伝えたところ、さまざまな角度から質問をしてくれた。ほとんど会社の愚痴を吐き出しただけだったが、こういうこと?ああいうこと?を聞いてくれる。私の話を理解して、そして引き出して欲しい。もっと話したい。もっともっと…!と思っているうちにあっという間に終わってしまった。最後にカウンセラーから一言。「異業種へ転職を希望しているのなら、年齢的には最後のチャンスだと思います。だからこそキャリアをちゃんと考えるにはベストなタイミングです。理想像を見つけられるまでぜひ伴走したい。」直感は冴えている方。やらない後悔よりやる後悔だと腹を括った。

<発見①>


無料体験からおよそ一週間で担当トレーナーの山崎さんと画面越しに対面。優しそうな方だった。加えて、第一回目からまとまりのない私の言葉を的確に言い換え納得感を与えてくれた。
POSIWILL CAREERで得たことは大きく2つ。1つは思考の癖。これまで大事な決断をする時、信頼している人や自分をよく知る人がいいと言うものを選択する「他人軸」ではなかろうかということ。そんな思考の癖はどんなふうに出来上がったのだろうか。

少し過去の思い出話にお付き合いいただきたい。

私は小学5年生の時に父の仕事の関係で渡米した。渡米前に父からこんなことを聞かされていた。三日で環境に慣れ、三週間で友達ができ、三ヶ月で英語に不自由しなくなると。(本当に父もわかっていなかったのかもしれないが、躊躇なくアメリカに行くための一種の暗示だったのかもと今では思う。)しかし言われたような状況にはなかなかならない。現地校で私は、友達がうまく作れず、他人と関わることが減ってしまった。そしてだんだんと自分の感情や考えを表に出すことが怖くなってしまった。「他人軸」という思考の癖になった原因はきっとここにある。
他人軸である思考の癖をずっと自覚できないまま過ごしてきた。今思うと学校選びはまさに他人軸だった。高校や大学は、親や学校・塾の先生がいいと言った学校に入学した。そんな人間が就活で壁に当たるのは想像に難くないだろう。人気と言われる企業や大手企業を手当たり次第に、あるいはエージェントに紹介された企業にとりあえずエントリーした。失敗する典型のような就職活動だった。

<発見②>


POSIWILL CAREERで得たことの二つ目は、実は頑張りたい自分の存在だ。アメリカの現地校での話をした際、私は仕切りに努力することを諦めた自分を嘆いた。しかし山崎さんは「成果が出せなかったというのは努力不足だけが原因だったのでしょうか。小学生でそんな環境、誰でも苦労すると思います。大いに環境による要因もあったと思いますよ。それでも内的要因に原因を探すのは、頑張りたい人だからではないでしょうか。」と言ってくれた。

山崎さんはバランス思考ワークという課題を追加してくれた。行動の結果の原因をその人の性格や能力などの内的なものに求める「内的要因」と周囲の状況や他者からの影響などの自分以外に求める「外的要因」に分けていくワークだ。

基準や目標を立てて、その基準や目標に到達しようとする動機を「達成動機」といいます。簡単にいうと「やる気」や「モチベーション」のことです。達成動機の高い人と低い人では成功や失敗の原因を考えるときに違いがあります。
達成動機の高い人は成功した原因は自分の能力や努力にあると考えます。失敗の原因も内的要因に求め、失敗した原因は自分の努力が足りなかっただけだと考えます。つまり、成功した時には、自分の能力や努力が報われた、自分にそれだけの能力があったと考えます。逆に、失敗したときは自分が努力しなかったから失敗したと考えます。

参考:「内的要因と外的要因」

ワークを通じて内的要因が多いことに気がついた。
あれ、もしかして私、実は達成動機が高い、頑張りたい人なのかも!
元々いる達成動機の高い自分が他人軸で設定した目標に向かって頑張ろうとすると、そのうち疲弊してしまう。現職でこの現象が起きていた。だからずっとモヤモヤしていたのか!

<転職に向けて>


私がここまで話したのは自己分析の話。POSIWLL CAREERでは自己分析の後、次のワークを通じてちゃんと人生の軸 ・ギャップ分析をしていく。
 ・4L(Labor、Love、Learning、Leisure)分析
 ・人生の「理想」の可視化
 ・ギャップ分析
 ・will、軸の言語化
 ・ライフキャリア設計
 ・アクションプラン策定
これらのワークはもちろんこれからの転職活動に大いに役に立つし、面白いワークがいくつもある。だが、あえてこの体験談は自己分析にフォーカスしたままでペンを置きたいと思う。人生の理想はこれからもっともっと考えて、転職活動でアウトプットしていきたい。
これまでどうしても将来を思い描くことができなかったが、自己分析をやりきった今、やっと将来を思い描ける段階に来たと思える。転職活動で理想の自分を実現できる職場に出会い、頑張りたいと思っている自分を尊重できる環境に身を置きたい。

<最後に>


この体験談は、私以外が読んでも全く面白くない、ただの自己満足の記録にすぎないかもしれない。しかもここに記したようなことはお金をかけずにできるという人もいるだろう。それでも私はPOSIWILL CAREERのトレーニングで得るものがあったし、それは決して自分一人だけでは見つけられなかったと確信している。だからというわけではないが、もし私と同じような悩みを持っている人がいるならば、POSIWILL CAREER、大いにおすすめしたい。

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