新婚旅行で雲ノ平・高天原温泉に行った話⑤〜4日目〜
こちらの続き。
朝5:00頃に起床。
雨はあがっていました、良かった！
朝ごはんを食べ、テントを撤収し、水を汲んで6:30頃に出発。
いつも、この撤収や荷造りにもたもたしてしまう…
せめて起きてから1時間くらいで出発したいものです。
「新婚旅行で雲ノ平に行こう」となったことから始まった今回の山行。
できることなら、雲ノ平にあと1日滞在して、のんびりしていたかったなぁ。
また来たいと思います。
まずは三俣山荘に向かいます。
雲ノ平を出てわりとすぐ、槍ヶ岳が現れました。
かなり急な山道を下っていくと、そこには黒部源流が。
ここが源流か…！とちょっと感動。
9:00過ぎ、約2時間半かかって三俣山荘に到着。
するとここで、2日目、太郎平から雲ノ平に行く途中ですれ違った女性に声をかけていただきました。
まさか、ここで再会するとは！
ちなみに後日、写真を振り返っていたら、1日目に太郎平小屋の前で撮った写真にこの方が写っていました。
なんという偶然。
三俣山荘では、チャイとケーキをいただきました。
チャイがとっても美味しかった！
本格的なコーヒーの機械もあって、素敵な食堂でした。
カップに描かれた三俣山荘のロゴも可愛い。
手ぬぐいやTシャツのデザインも素敵だったし、とても広くて綺麗で良さそうな山荘でした。
山荘の裏に見える鷲羽岳も大変格好良かったです。
ぜひ次はこちらに泊まって、鷲羽岳に登ってみたい！
たっぷり休憩をし、9:50頃、山荘を出発。
三俣蓮華岳に向かいます。
わりとすぐ雨が降ってきたので、早めにレインウェアの上下を来ました。
2日目、レインパンツを履くタイミングを逃して後悔したので、今回は小雨の段階でちゃんと履きました。
途中、登山道整備をされている方々に遭遇しました。
こういう方たちのお陰で安全に登山できているんですよね。
本当に有り難いです。
天気はどんどん悪くなり、三俣蓮華岳の山頂に着くころには、辺り真っ白。
何も見えません。
とりあえず山頂の標識だけを撮影し、次に向かいます。
ここから強めの雨に。
何も見えないし、寒いし、冷たいしで、ひたすら早足で進みました。
せっかく景色のいいルートで楽しみにしていたのに何も見えないのか…とガッカリしていたら、目の前にたくさんの雷鳥が出現！
群れを3回くらい見かけ、合計15羽以上は見ました。
こんなに見たのは始めてです。
天気の悪い日に現れるって本当なんですね。
しかもあまり逃げません。
登山道を歩いている子たちもいました。
可愛い。
雷鳥に癒やされながら、双六岳に到着。
でも何も見えないので、標識の写真だけ撮って双六小屋に向かいます。
雨で涼しかったというのもあるかもしれませんが、三俣蓮華岳や双六岳はあまり疲れませんでした。
この日は双六小屋でテント泊の予定でしたが、全身びしょびしょで、この状態でテント泊はしんどいと思い、可能だったら小屋に泊まらせてもらうことにしました。
と言っても、私たちはコロナになってから登山を始めたというのもあり、予約無しで小屋に泊まったことがありません。
予約無しでも大丈夫なのか、受け入れてもらえるといいなぁと願いながら、双六小屋に向かって一心不乱に歩きました。
12:15に双六小屋に到着。
とてもほっとしました。
小屋のなかに入り、小屋泊に変更できるか聞いたところ、とても丁寧に対応していただき、夕・朝の食事まで付けていただけることに。
濡れたザックが置けるよう玄関や部屋の前にはダンボールが敷いてあり、雨具干場や乾燥室にもすぐ案内いただけ、乾燥室はとても広くて、温かい。
乾燥室のなかに更衣室まであり、ドライヤーも置いてある。
部屋の布団もふかふか、トイレも綺麗。
なんて素敵な小屋なんだ！と感動しました。
本当に有り難かったです。
一瞬で双六小屋のファンになりました。
すぐに雨具を干し、着替えてウェアや手ぬぐいを干し、お昼ごはんにうどんをいただきました。
寒い雨のなか頑張って歩いてきてからのうどんは、最高に美味しかったです。
ちなみに、三俣山荘で再会した女性も双六小屋に泊まっていらっしゃって、またしても再会しました。
夕方には晴れ、さっきまでが嘘のように青空と雄大な景色が現れました。
夜ご飯は、天ぷら定食！
かなりのボリュームでした。
疲れた身に有り難い…
いよいよ明日は最終日。
晴れの予報なので、予定を変え、再度双六岳に登ってから下山することにしました。
ここまでなんとか来られて本当に良かった。
怪我なく終えられますように。
⑥に続く。
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