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何故ゴミ捨ては家事に含まれないと言われるのか考えてみた話

これはイクメンというフレーズが生まれてから出てきた議題だと思うのですが、ゴミ捨てを担当しているということで、ちゃんと家事を手伝っていると胸を張って言っているお父さんたちがいる中で、ゴミ捨ては家事では無いと憤慨しているお母さんたちが同じくらい存在しているように聞こえます。

文字通り受け取るのであれば、家事をメインで対応しているお母さんたちの言う通り、ゴミ捨て≠家事ということになると思います。

世のお父さんたちの、じゃあ他に何をしろというのか。ゴミ捨ても負荷なのに他のもやれというのか。という心の声が聞こえてきますね。

そう言いたくなる気持ちはよく分かるのですが、口にした瞬間から確実に夫婦間の仲が悪化していくので、冷静に考えてみましょう。

そもそもですが、ゴミ捨てにはどのようなフローがあるのでしょうか。
ざっくりまとめるとこんな感じになると思います。

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こうしてみると、意外とやることが多いように感じると思います。
さてここで問題なのですが、ゴミ捨てを担当している世のお父さんたちは、このフローで見たらどの範囲までやっているでしょうか?

恐らくですが、多くの人達が下の方のゴミ捨て以降の部分しかやっていないのではないかと思っています。

簡単に言うと、朝の準備を終えて家を出る前に、既に玄関辺りに準備されているゴミ袋をゴミ捨て場に持っていくだけになっているのではないでしょうか。

もしそうであれば、世のお母さんたちがゴミ捨ては家事では無いと言って怒るのも無理がありませんね。
何故なら、ゴミ袋を準備するまでにやることが非常に沢山あるのにそこは何も対応していないからです。
言わば、メインで目立つところだけ対応してイクメン面されても困るということですね。

今回は思いつく範囲でまとめましたので、実際はもっと煩雑なこともあるかもしれません。
その為、胸に手を当ててみたときに当てはまると感じたお父さんがいましたら、是非とも今一度対応内容を見直してみてください。
それだけで、家族からの目が少し優しくなるかもしれません。

また普段憤慨しているお母さんたちは、是非ともどこまでやって欲しいか等、わかりやすく説明してあげてください。
男というのは、自身が知らない部分に対しては想像する事が難しい生き物なので、察するのを待っても状況を何一つ変わりませんので…

ということで、これを機に胸を張ってゴミ捨ては家事だと言える日が来るのを心待ちにしています。笑

もしあなたが日常生活で感じている違和感や興味を僕が言葉で具現化出来ているのであれば、これからも続けていくモチベーションになりますのでサポートいただけますと幸いです。