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AXCEL AFRICAを立ち上げた経緯と2023年の目標!~創業メンバー&インターンも募集へ~

2013年に協力隊としてケニアに赴任して、早10年。有難いことに今もケニアで暮らし、アフリカで仕事をさせていただいています。

ただこの10年、ずっと同じ仕事をしてきた訳ではなく、様々な事業に挑戦してきました。もちろん数々の失敗もありましたが、すべての経験が今に繋がっていると感じています。

今回は私の現在のメインの仕事であるAXCEL AFRICAの活動についてご紹介させてください。


アフリカの日にAXCEL AFRICAを設立!

株式会社アクセルアフリカをは、2022年5月25日に設立しました。

5月25日は1963年5月25日にアフリカ統一機構(OAU)が設立されたことを記念して、『アフリカの日(Africa Day)』と呼ばれているので、日本的には仏滅でしたが、あえてこの日に登記をしました。

現在の主な事業内容はアフリカ進出コンサルティング事業です。

これは元々私が2013年から開発コンサルティング企業に所属し、民間企業のアフリカ進出のサポートを6年に渡って実施してきた為、引き続き提供しています。

アフリカ現地で活動していると、格差の問題や基礎的な社会課題が多数あることに気づかされます。

最近では、経済の急速な発展やスタートアップの台頭などのポジティブな面も注目されつつあります。

そんな中、日本の技術やヒトをどの様にアフリカの経済発展に貢献できるのかを常に考えてきました。

日本は世界的にプレゼンスを落としつつあることを日本の外で暮らしている強く実感します。

ここケニアではトヨタや日産などの自動車のお陰で日本の技術力はまだ一定程度の信頼感はあります。

ただそれ以外の日本企業となると、JICAくらいしか知る人はいないのではないでしょうか。

一方で他の国、特に中国は年々アフリカでのプレゼンスを増して来ています。

去年は空港から市街地を結ぶ高速道路を建設し、現地の生活はまた便利になりました。

もちろん他の国がアフリカに投資をし、国が発展することは現地にとっては良いことです(債務の問題はありますが、ここでは一旦置いておきます)。

ただ僕は『日本人』なので、やはり日本とアフリカをどう繋ぐことで、何か現地の発展に貢献できないかと考えてしまいます。

なぜ企業のアフリカ進出支援を始めたのか!?

私のキャリアはまた違う記事で詳しくできればと思いますが、ざっくりだけ紹介します。

まず協力隊の活動を経て、当時の私は現地に雇用を生み出したいと考えました。

そこで友人らと共に雑貨事業を創業し、現地約250名の方とモノづくりの事業を展開しました。

次に日本企業を巻き込むことで、もっと良いインパクトが出せるのではないかと思い、日系企業のアフリカ進出支援を始めました。

同時にアフリカの現地調査や国際会議の開催支援、日本からの視察団のアレンジなどの日本の農林水産省や経済産業省ともお仕事をさせていただきました。

また『そもそもアフリカに興味・関心を持つ人が少ないので増やしたい』との想いからAfrica Quest.comを立ち上げ、情報発信も始めました。

そんな中、所属していた開発コンサル企業からチャンスをいただき、ケニアに現地法人を設立させていただきました。

そこではコンサル事業だけでなく、自社で日本の加工食品を輸入してプロモーションして見たり、100均ビジネスを始めようとしてみたりと挑戦してみました。

この様に色々な挑戦をさせていただきましたが、やはり会社に所属していると、本社への報告業務が煩雑になり、またチャンスの時に適切なリスクが取りにくいという課題もありました。

私自身はより自身でアフリカでコミットしたいという想いから昨年個人会社として独立し、家族を連れてケニアに完全移住をしました。

2023年は事業拡大の1年に!

AXCEL AFRICAを立ち上げてまだ1年も経過していませんが、お陰様で多くの機会をいただいております。

具体的な案件内容については下記をご参照いただければと思います。

現地調査や補助金獲得支援、会社登記・運営支援などの日系企業のアフリカ進出コンサル案件を中心に、現地のスタートアップ/NGOの支援やVC投資に関するサポートにも携わらせていただいております。

2022年は会社周りの体制作りでバタついていましたが、2023年はよりチーム作りにフォーカスして取り組んでいきます。

現在はケニア人スタッフ2名、パートナー日本人コンサル1名、インターン生1名で活動しています。

今後より日本とアフリカを繋ぎ、日本とアフリカで社会課題に資するビジネスを共創できるようなモデルを作っていきたいと思っています。

ぜひアフリカにご関心のある企業様はお気軽にご連絡いただければ嬉しいです。まずはアフリカ現地の状況やビジネスチャンスなどをざっくばらんにお話できれば嬉しいです。

また私たちのパートナーであるWeb3テクノロジーを活用した社会課題解決型のビジネス創出を目指す Emurgo Africa、現地のスタートアップのインキュベーションを行っている Adanian Labs、アフリカでソフトウェアエンジニア育成に取り組んでいる Power Learn Projectなどとの協業パートナーにご関心ある方も是非ご連絡ください。

また弊社では一緒に事業の拡大に取り組んでくれる創業メンバーとインターン生の募集も開始しました。

今後アフリカをフィールドにビジネス視点で取り組みたい熱い方と一緒に活動できれば嬉しく思っています。

こちらもご興味ある方は、まずは直接ざっくばらんにお話できればと思っていますので、ぜひお気軽にDMいただけますと嬉しいです。

※本募集は終了しました。

という訳で、今回は以上になります。

今後、AXCEL AFRICAで一緒に働いているスタッフのインタビューやアフリカの情報などをnoteを通じても発信していきたいと思いますので、ぜひフォローをお願いいたします!

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AXCEL AFRICAはTwitterとLinkedinを通して、今後アフリカの情報を適時発信していきます。

またパートナーサイトであるAfrica Quest.comでも日々アフリカの情報を発信していますので、ぜひご覧ください!


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