メンタルコントロール

発達障害児の次男の課題はずっと、メンタルコントロール。これに尽きる。

子どもにとって自分をコントロールする事はとても難しい。発達障害を抱えていればなおのこと。

次男は勉強ができないんじゃなくて、勉強が嫌い。嫌いをこじらせて、できないを作り出しちゃったものだから、5年生の冬休みは大嫌いな算数三昧の計算漬けだった。まだ続いているけど、もうそろそろ終わりは近い。

嫌いな事や、嫌な事を我慢してこなす。

これができる子は多分、定型発達の子なんだろう。

我慢している事と、こなす事を両立させる事に困難がある。それが次男の持っている特性。というか、まだ残っていると言ったほうがいいのかもしれない。

何年か前ならば、両立どころかどっちもムリだった。ちゃんと成長している。大したもんだね。

逃げるための口実作りとか、時間稼ぎとか、あの手この手wwwそちらの方ばかり腕前が上がっていくものだから、ガチバトルもする。が、そんな事くらいで諦めたりするような母ちゃんではない。

そして理屈では分かってる。分かっていてもできない事もある。それにもがいている次男。よく頑張ってるなぁ。本当に立派になったもんだ。

次男が自分の手綱をある程度引けるようになれれば、お役御免。といった感じなんだろう。

日常生活においては、ほぼ手がかからなくなった。

勉強に限らず、嫌な事に向き合う事はいくらでもある。

母に甘えて駄々をこねるのは、いけないことでもないけれど、それしか方法を知らない人になってもらっては困る。頑張ってる次男には何かがきっと残る。色々な方法が彼の中にあって、選択できるように。もう少しの間サポートが必要だろうな。でも、そう遠くはなさそうだ。