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大事なのは「インサイト」。とことん移住検討者のことに想いを馳せる…(西都市シティプロモーション)_R6.5月活動レポート
こんにちは、まちづくり西都KOKOKARAで市から委託されているシティプロモーション業務を担当している山口です。
令和2年度(2020年度)から、宮崎県西都市が5か年計画で進めている「西都市シティプロモーション事業」。
令和5年度(2023年度)からは現地に根付いたまちづくり会社として弊社が受託させていただいており、現在は西都市・アドバイザー・弊社の三人四脚で進めています。
今月は、実際に企画が動き始め、それにあたって戦略を考えることが多く、そのなかで「インサイト」を考えることが多かったですね。
そもそも、マーケティングにおけるインサイトとは?
インサイトとは、直訳すると「洞察」、「本質を見抜くこと」を指すが、マーケティングにおけるインサイトとは「消費者インサイト」を指す場合が多い。
消費者インサイトとは、消費者の購買行動の根底にある、時には本人さえも気付いていない動機・本音のことである。
本事業においては「消費者」ではありませんが、「自発的で活発な、西都市を共に創ってくれる、20-30代の若い世代&ファミリー」がメインのターゲットですので、その人たちについて、「何を考えるのか」ということを考え抜かなければならないのです。
今月はそんなことを中心に、活動のご報告をさせていただければと思います。
令和6年4月シティプロモーション活動概要
【5月8日(水)、5月22日(水)】アドバイザー定例MTG
【5月15日(水)、5月29日(水)】アドバイザー広告MTG
KOKOKARAオリジナルコンテンツ「はじめるVOICE」
新コンテンツの方向性について
4月のキックオフで始まった今年度のシティプロモーション。
5月はアドバイザーとの定例MTGも始まり、前回の報告にもあった「“西都市っておもしろい”を伝える企画」や、弊社で運用しているInstagarmアカウントで発信するオリジナルコンテンツが本格的に動き出しました!
アドバイザー定例MTGと広告MTG
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今月、アドバイザーと話し合った内容としては以下の通り。
今年度の「西都市っておもしろい」を伝える企画の詳細について
はじめるMAGAZINE今年度の取材方向性
移住検討者へ向けた広告戦略
新オリジナル企画に関するアドバイス
今年度シティプロモーション企画の詳細
…は、まだリリース前なので詳しい内容は公にはできませんが(スイマセン!)、西都市は人口約2.8万人で大学がないまち。
他の地方が抱えているような課題を、西都市ももれなく同様に抱えています。
そういった課題に取り組む企画の方向性・考え方の詳細に関しては、前月の活動報告レポートにて紹介していますので、もしよかったら読んでみてください^^
はじめるMAGAZINE取材の方向性について
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西都市シティプロモーションの一環で、立ち上がった「西都はじめるPROJECT公式Webサイト」。
その中で、2021年から西都市へ移住をして、理想の生活を“はじめている人”を取材し、「はじめるMAGAZINE」として発信をしています。
今年度もまた、西都市に移住してくださった方を対象に取材をさせていただくのですが、今年度の新企画として、3年継続し、4年目に入ったからこそできるような方向性で進めています。
7月には取材を行い、随時記事もアップされていくと思いますので、楽しみにお待ちいただけますと幸いです!
移住対象者に向けた広告戦略
今や、色々な手法がある「広告」。
まず、何故広告をやるか、ということに関しては、先月の報告で話していますので、気になる方はご覧ください。
本広告で行動を起こしてほしいのは「移住検討者」です。
そんな方に対し、
西都市を知っていただくにはどうすればよいか?
知っていただいた上で、行動を起こしてもらうにはどうすればよいか?
ということを軸に考えていきます。
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Web広告をメインに考えているのですが、Web広告でも「リスティング広告」に「ディスプレイ広告」があり、リスティング広告だったら、どんなキーワードで広告出稿するべきか、ディスプレイ広告だったら、そもそもどの媒体に出すのか、ランディングページはどうするべきか、と、決めることはたくさん。
そういったことを、アドバイザーと広告のプロである広告運用担当者と打ち合わせをしていきます。
広告戦略で大事にしていること。
リスティング広告であれば、そのキーワードを検索している人は、何を求めているのか?要は、インサイトですね。
まず、指名キーワードなのか、一般キーワードなのかにもよってきますよね。
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例えば、「西都市 移住」という指名キーワードだったら、かなり移住という行動にかなり近いですよね。あとは、西都のことを知りつつ、他のまちと比較している、とか。
逆に、一般キーワードの場合は、西都市のことを知らない可能性がありますよね。
そういったことを、ディスプレイ広告も同様に考えながら、どの媒体に出稿するべきか、その場合どんなクリエイティブで、どこのページを最初の接点にすべきか、というのを議論していきました。
KOKOKARAオリジナルコンテンツ「はじめるVoice」
西都市のこと・人を知ってもらうために、弊社KOKOKARAが独自で運用しているオリジナルコンテンツ「はじめるVoice」ですが、5月は2件の投稿を行いました。
そもそも、はじめるVoiceとは?
移住を検討・考え始めている人たちに、「自分が今までしたかった〇〇も西都へ移住したらできるかも?」というプラスイメージを持ってもらいたい。
私自身も、農園をはじめたり、古民家での生活がはじまる予定だったりと、いろんなことがはじまっていて、身をもって「はじめるまち、西都市」を実感しています。
西都市には大なり小なり、何かをはじめた人が沢山います。
そういった人たちの声をお届けすることで、「移住して、何かはじめたい!」という人の背中を押すことができれば嬉しいですね。
今月の投稿
と、いうことで、今月の2件の投稿に関してなのですが、これは「西都市移住・定住支援業務」の報告で詳しく紹介しますので、気になる方は是非ご覧ください!
新オリジナルコンテンツ、3つの案
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前述の「はじめるVoice」は昨年度から運用しているオリジナルコンテンツですが、手前みそながら前任担当者が考えた素晴らしいコンテンツになっていると思っています。
しかし、それだけではターゲットのインサイトは網羅できない、と感じていました。
新コンテンツの種
そこで、改めてターゲットはどんなことを解決したいのか?それを解決できるコンテンツはどんなものが用意できそうか、改めて考えてみました。
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その中でも、
自然に囲まれた環境を活かした遊びや趣味、したい。
自然の中でのびのびと子どもらしく育つ環境が欲しい。
という悩み・欲求にフォーカスして、以下の3つの新しいコンテンツを目下制作中です。
西都市でのリアルな生活の中に見出す新しさを発信するコンテンツ
自然に囲まれ家庭農園を楽しみながら生活する様子を発信するコンテンツ
西都市での子育てのリアルをお届けするコンテンツ
大まかな方向性は決まったので、ここから詳しい内容を詰めていきます。
それぞれの詳しい戦略であったり、どのような内容なのかであったり、詳細に関してはまたリリースしたタイミングでお話しますね。
最後に
企画って、単なる思いつきではなくって、ターゲットのインサイトを考え抜かなきゃいけないので(ただ“考える”ではない、“考え抜く”ことが大事)、めちゃくちゃ大変でパワーがいるのですが、考え抜くことでその後やるべきことが明確になっていきます。
この段階で大事なのは「一次情報を元に、ひたすら考え抜く」ということ。
次の段階では「やり抜くこと」ですね。意外と、企画することに満足してしまって、やり抜けないパターンがありますから…(だから、ここでこうやって宣言することで、自分のケツを叩いているのです。笑)
今後、新企画や新しい記事がリリースされていく予定です。
西都市の魅力が、私たちの企画を通して、たくさんの人に広まりますように!
一般社団法人まちづくり西都KOKOKARA
西都市シティプロモーション事業
プロジェクトマネージャー 山口 雄大
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