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社畜が骨折したら、引きこもりになった件。⑲~継続している趣味は一石二鳥?~

きっかけは本当に大切だと思います。些細なことでも、壮大なことでも、何でもいいので、したいことへの1歩を踏み出してみてください。たとえ、後々、後悔したとしても、停滞していた時間があっという間に流れていくことで気持ちの切り替えができるはずです。ちなみに、私は、その勉強をきっかけに、新しい趣味を始めたり、継続している趣味を深掘りするようになりました。

社畜が骨折したら、引きこもりになった件。⑩~勝負の神様の髪の毛をつかめ~|のどか (note.com)

・・・という流れから、すっかり続きに向かうのを忘れていた、継続している趣味の深掘りを、今回お伝えしたいと思います。

実は、⑩でお話しした再開した勉強とは”簿記”です。正確には日商簿記検定2級ですね。前職が総務、とくに経理に関する仕事を任されていたため、徐々に必要に駆られてきたのが元々のきっかけです。ただ、必要に駆られてはいたものの、気持ちとしては後ろ向き。凝り性なので細かい作業に没頭するのは嫌いではないのですが、経理は1円どころか1銭単位でも間違えたらやり直しなので、職場での気配りにプラスして自分の時間まで気を張りたくないというのが本音でした。

なので、簿記に関しては基礎の基礎を学ぶだけで終わったんですが、簿記を発端に始めた趣味?は、現在も続いています。それが株式売買です。

株式売買というと、近年は億り人やFIREで世間を賑わせていますが、その方たちの集中力、持続力はとても真似できるものではありません。同僚にもトレーダーか?という人がいますが、時間さえあればスマホをいじり、株価に一喜一憂しています。もちろん、それが楽しい、面白いと思っていれば文句はありません。楽しそうなことをしている人の話を聴くのが大好きなので、どこがスキなのかじっくりと教えてほしいぐらいです。

ですが、人によっては1億円稼ぎたいとか、退社して趣味を満喫したいとか、巨大な目標があるだけで、株式売買そのものを楽しんでいないような気がします。むろん、株式売買はお金を稼ぐ手段なので楽しくする必要なんてありませんが、専門のトレーダーでもないのに、24時間すべてを株価にとらわれて、その上、本職もこなすなんて・・・・・・ 精神的に大丈夫なのか心配になります。副職はあくまで副職、本職を越える何かを得るまでは、副職:本職=3:7ぐらいでいいと思います。負担が4割を越えたら、副職を本職にする決断をするか、心を壊す前に副職から手を引くべきではないでしょうか?あくまで、私個人の見解なので強要はしませんが、心当たりのある方はご一考をお願いします。

さて、私の株式売買の話に戻りますが、私は原則、長期型の投資しかしていません。それは債権や投資信託はもちろん、個別株も同様です。なにせ、私の目的は、某テレビ番組で有名になった”桐谷さん”が愛している”株主優待”と付属する受取配当金だからです。

今では、ネットでも雑誌でも頻繁に取り上げられる株主優待ですが、当時は、そのような安易なものはありませんでした。あったのは四季報、”会社四季報オンライン|株式投資・銘柄研究のバイブル (toyokeizai.net)” それも、人を○せそうな分厚い本だけです。それでも丁寧に読み解ければ株式売買において有利になること間違いありませんが、私にとって興味のない会社の数値を整理するのは、とてつもない苦痛で、苦痛で・・・・・・チラ見で諦めてしまいました。

それでも現物を買ってしまったのは、”株主優待券があればお得に買い物ができる”と知っていたからです。ちなみに、一番最初に購入したのは、とある鉄道会社。現職とは違いますが、その当時、とある騒動に巻きこまれていたものの、無料乗車券や系列会社のスーパーの割引券など、家の近隣で使い切れそうなものばかりだったので即決で購入した記憶があります。

ただ、当時はネット証券がなく、実際の窓口のみ。株を買うまでも大変だし、その際の手数料も今と比べものにならないほど高かったので、即手放すなんてありえないとまで思っていました。それから数十年、現在も保有し、現物の評価損益率が300%越えています。

あれから数十年経った現在も、貯蓄の一部を使って、3つの条件に当てはまった株を購入し続けています。

ひとつめは、私にとって一番大事な優待の話。
もらえる株主優待が、自分で使い切れる、もしくは試してみたいか。

たとえば、いくら還元率がいい優待だとしても、使わなければ使用期限がある金券と同じで、換金か転売するしかありません。ですが、換金や転売に価格がついている株はそれほど多くありません。定価に近い値段で取引されているのは、交通系、商品券、テーマパークや施設の優待券、宿泊割引券ぐらいでしょうか? 例外で、どこでも利用できるQUOカードや電子チケットを配布する企業もありますが、私でしたら受取配当金目当ての優良株にシフトチェンジします。なぜなら、株主優待が突然廃止されたとき、配当金が低い株を持ち続ける理由がなくなるからです。

なので、優待目当てで購入したのは、身近な銘柄ばかり。会社名の前に必ず、形容詞がつきます。中古本がメインの「まんだらけ」「ブックオフグループホールディングス」、家電やゲームソフト購入資金の「ビックカメラ」「コジマ」、プラネタリウムが好きで「コニカミノルタ」、家に花を飾りたくて「ビューティカダンホールディングス」などがあります。

逆に、どれだけ優待内容が優れていても、使い切れない、試したくない株券は購入しません。具体的な社名はあげませんが、自宅から離れた、地元密着型のスーパー、場所限定の宿泊券や食事券は全面的にスルーすると決めています。その代表例、引っ越しのとき、新しい家具に取り替えたくて購入した「ニトリホールディングス」は、引っ越ししてしばらくしてから売ってしまいました。もう少し持ち続けて入れば、現物の評価損益率が爆上がりしていましたが、興味のないものは仕方がありません。

そして残りふたつは、スクリーニングの話。

スクリーニングとは、条件を設定してそれに合った銘柄を探し出すこと。

スクリーニング│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券 (smbcnikko.co.jp)

ひとつめの希望だけだと候補数が膨大で絞りきれないので、条件をふたつ追加していますが、長くなったので次回につづきます。



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