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引きこもりというネコを脱ぎ捨てたら、いろいろと制御が効かなくなった件。⑰



まずは、150回のスキをありがとうございます。


みなさまのおかげです。ありがとうございます。

リハビリが始まったあたりから骨折日記?という感じになっていますが、ゆるーくお付き合いいただければ幸いです。

さて、マツオヒロミ展の翌日。
天候の悪化を予想してか天気痛で一日中、暗ーくなっていた頃。
部屋の明かりも消えました。

えっ? 何が起ったの?

趣味に集中したあまり日が落ちていたことは時々ありますが、パチンという音とともに明かりが消えたのは久しぶりです。
足下に気をつけながら懐中電灯を探し、スイッチを入れるも、光が弱々しく頼りないので、反対の手にスマホのライトを備えて、1階に下りました。

まず疑ったのは、ブレーカーの遮断。
そこそこ広い家なのでアンペアは高めにしてあるものの、たこ足配線で同時に複数の家電を使ってしまえば過剰反応を起こしても仕方がありません。

でも、配電盤内のブレーカーはどれも正常。
そこで漸く、家の外を確認して、その異常さに気がつきました。
家から東の方面は明るいのに、西の方角は暗いのです。

停電・・・・・・?
まさかと思いつつ、落ち着きのない母のために懐中電灯の上にビニール袋をかけて光を拡散させました。この方法は、東日本大震災で知って以来、何となくキャンプをしているみたいで楽しくなる行動だったのですが・・・・・・。

「◎◎電力に電話して!」
5分もしないうちに母がヒステリック気味に叫びました。
母は、うつ病の気があり、気持ちを安定させるためにテレビを観ている節があったので、突然、真っ暗になってしまった画面に慌ててしまったのでしょう。しばらく待った方が良いよと受け流す私に、母は同じ市内にいる兄に電話をしていました。
そして、同じ市内でも兄の家は停電していないこと、局地的なものであることが判明したのでした。

停電になったとき、みなさんはどうしますか?

しばらく様子を見ますか、それとも、外に出て情報を求めますか?
私の場合、20分過ぎたあたりで、◎◎電力の問い合わせサイトを開き、情報の把握をスタートしました。

停電を含めた異常時、ツイッターやインスタなどでさまざまな情報が拡散しますが、その真偽は不明です。震災時、どこぞの写真を細工して動物園から動物が脱走したというフェイクニュースが流れたことは有名で、その近隣にいた方々は不安な日々だったはず。

なので、私は、公式サイト以外の情報は必要最低限しか見ないようにしています。ですが、情報開示が遅れれば遅れるほど、焦りは募るばかり・・・・・・。チャット形式の画面が少しでも早く切り替わってほしくて、更新ボタンを意味なく押してしまいます。

そうして、1時間後。
公式サイトからの連絡のないまま、停電が突然終わりを告げました。パチパチという小さな音は再送電の音で街灯が光を取り戻し、ブワンという音をかわきりに、部屋に明かりが点りました。

おそらく、局地的な停電だったため大きなニュースにはならないと予想はしていましたが、取り上げたのはネットの新聞のみという結末に苦笑するしかありません。

ですが、停電と一緒に何かが起ったら・・・・・・。

目も当てられません。
日頃から災害時への対策はしておくべきではないでしょうか。
我が家から、すぐそばにある建物が市の広域避難場所に指定されているため、避難所で生活することは難しいため、食料や水、簡易トイレなどを準備しているものの、そろそろ日付などを点検して、交換するべきものは取り替えるつもりです。

つづく。


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