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依存100%の私からの脱却【2】~ネット依存について~

私は3年前に退院してから、TRPG(テーブルトークRPG)にハマり、とあるDiscordの雑談サーバーに朝から晩まで入り浸りそこの主と化していた時期があった。
朝にご飯とお風呂を済ませると大体10時くらいになり、作業をしながら通話に上がりそのまま時々ご飯やお手洗いで離席する以外は夜寝る前までずっとサーバーにいる生活を続けていた。
通話にやってきた人と会話しながら作業するのが楽しくて仕方がなかった。
私は実家住みなのだが、家族とうまく行っていない現実から逃げていたのかもしれない。
 
そんな生活が良くないな、と自分でも思ったので通院している先生に相談したりもしたのだが「逃げるところ、安心できるところがあることはいいことだからそこまで気にしなくていいと思うよ」と言われていた。
今にして思えば、この時点で肯定されたことに安心感を覚えてしまい思考停止してしまっていたなと思う。
 
さて、そんなネット漬けの生活を続けて精神に支障をきたさないのかと言うとそれはもうガッツリ支障をきたした。
原因は色々あるが、現在私は心労が祟りガス欠状態に陥ってしまった。
私は11年前に統合失調症を発症し、その時は異常に気づいた家族に担ぎ込まれて病院に入院したのだが、その時の精神状態に近しいと自覚する程度には悪い状態になってしまった。
 
私はなるべくなら入院しないで自力で解決する方法を探っていきたいと思っていたため、インターネットに触れる時間を少し絞ることに決めた。
朝9時~19時までの間はスマホやPCなどのネットに触れて良い時間にして、それ以外は自分一人の時間を過ごす。というルールにして6月中は生活していた。
最終目標は「ネットを自由に使える環境でも、自分一人の時間を確保できるようになる」に決めた。
 
このルールにして、活躍しているのがipod touch miniだ。
私が今まで集めた音楽が入っており、ラジオも聞ける。私が学生だった頃の相棒だった。
これで音楽を聞きながら作業をしていると、なんだか学生時代に戻ったみたいで懐かしい気持ちになった。
無音というのが苦痛になってしまっているので、音楽が聞けるものがあるのはとても助かった。
これのおかげで、朝や夜の作業時間がとても楽しいものになっている。
 
6月中このルールにして、7月からは少し緩和していこうと考えている。
統合失調症は境界線が曖昧になる病気だと先生に教えてもらった。
ネットと自分との境界線をうまく引いて、適切な距離感で利用していけるようになりたいと思う。

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