葉山町立南郷中学校 先生のご感想

神奈川県三浦郡葉山町立南郷中学校様に、ぼくゼロ学校無償プロジェクトをご利用いただきました。
人権学習として、2年生の生徒さん「小さな木の実」(ぼくゼロ短尺版)をご覧いただきました。まずは学年の先生方からのご感想をご紹介いたします。

この度は貴車な時間をありがとうございました。DVDを観て思った率直な感想はまだまだ自分は無知なことが多かったということです。私は英語教員で教科柄、LGBTQの情報に触れる機会がこれまでに多々ありました。海外と比へると日本はLGBTQに関する課題が多く住みにくい国だと感じています。私の妻はドイツ出身で、妻は同性のカップルの友人がいます。そのカップルの話をたまにしますが、彼女たちは本当に幸せそうに生活をしています。その―方で日本だったらどうかなと考えてみると、LGBTQへの理解が乏しく、また認められてい
ないことによる問題が発生しているという現状があると思います。
私自身、教員としてもっと知る必要があると感じました。何気ない生徒への声掛けの中にも知らず知らずに傷つけている可能性があると自身を振り返りました。普段の会話の中で「男(女)のくせに」や「男(女)らしさ」という言葉がかわされていますが、ものすごく違和感を感じます。男(女)らしさなどというものはなく、10人いればそれぞれのらしさがあると思います。自分の性に関して困っている生徒を‐人でも多くサポートできるように、私自身が知識や理解を深めていきたいと思います。ありがとうございました。

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この度、生徒の為にDVDを貸していただきありがとうございました。
私自身、教員として働いていく中で、「性」について理解していたつもりでしたが、「知ったつもり」になってていたことに気付かされました。
 普段何気なく「男」「女」に分けて認識して過ごしていましたが、枠にとらわれない投げかけや関わり方を教員から行なっていく必要があると思いました。生徒のみLG BTQへの理解を深めるのではなく、共に理解さしていきたいと考えます。
 保健体育科の教員として身体の特性上、「男」「女」と分けざるを得ないですが、アプローチを考えながら取り組んで参りたいと思います。
 ありがと ございました

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今回は、大変勉強になるDVDをお貸しいただき、ありがとうございました。
 私は恥ずかしながら井についての知識を十分に持っているわけではありませんでした。ですが、今回のDVDを子供たちに見せるにあたり、LG BTQや戸籍上の性別変更の条件等の法的な部分について勉強になることが沢山ありました。子どもたちの中にも自分の性に悩んでいる子がいるかも しれないということ、そして、それを受け入れられる環境を築き、多様性を尊重できる空間として学校が成り立つように、社会が成り立つようにしていきたいと改めて感じることができました。ありがとうございました

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授業をするにあたって最初は「LG BTQ 」と聞いても何のことなのか全くわかっていないような生徒もいました。しかし、このみさんの実体験を見させていただいたことで、「性」や「人権」について深く考えられているようでした。これから本格的に学んでいく生徒にとって、とても良いきっかけを与えてくれるものでした。また、これからの時代より一層多様性を大切にしてほしい 社会の中で生きていく生徒になれる体験をさせてもらえたと思います。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

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南郷中学校の職員の皆様、ありがとうございました。
生徒さんからの感想は、また後日、ご紹介いたします。

MUSUBIチームでは、中学生、高校生の皆様が、差別や偏見のない健全な心の育成と、「自分らしく生きていいんだ」と、誰もご思いあえる優しい社会を目指し、学校の授業用に学校無償プロジェクトを行っております。


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