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元町映画館支配人 林未来さんのレビュー

【感想を送って下さった方】林 未来さん

元町映画館 支配人


池谷薫監督の主宰するドキュメンタリー塾から生まれた映像制作サークル「元町プロダクション」に参加した〈僕〉は、〈オトウト〉にカメラを向けはじめる。仲良しで、大好きな弟。でも映画となると、何を撮れば良いのか。どう撮るべきなのか。出口の見えない迷走の中で浮かび上がってきたのは「とにかく自分自身を見つめること」だった。

なぜ映画を作りたいのか?なぜ弟を撮ろうと思ったのか?それをすることでどうしたいのか?

髙木監督はおそらくとても頑張って(プロデューサーを務めた池谷監督の叱咤もあるだろう)自分自身にぶつかっていった。その葛藤をちゃんと“恥を捨てて”公開したことで、観る者にはこの家族がとても身近に感じられる作品になった。

これを観たらもう髙木家は“他人”じゃなくなります。〈僕〉と〈オトウト〉のその後も親戚のように気になって仕方がない。ふたりとも幸せになってよ!

林 未来(元町映画館支配人)


(編集担当:Linda)
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【上映委員 タレコミ】
実は、上映委員会専用の名刺があるんです  もし身近な委員におねだりしたらもらえちゃうかも
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「僕とオトウト」公式サイト https://boku-to-otouto.com
お問い合わせ bokutootouto@gmail.com

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