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教えて下さい75:年取るほど必要になる「I love myself」。 ぜひそうあろう!(v5_もぐらさんの悩み)

2年前に辞めた仲間とのチャットのやり取りを偶然みた。9月14日、木曜日のこと。

クレームが来た客先との過去のやりとりを見ていたら、2年前に辞めた仲間とボクのやりとりが検索されたのだ。

このお客様とはほぼ関係なく、2人で下らない話に発展していた。懐かしい。元気かなぁ?後輩だけど学びたくさんもらった。何しているかな。Keep in touchと言いながら、ご無沙汰になる。

ところで、去年、引越した。14年住んだとこから。で、納戸に眠っていた大学時代以降20年分ほどの、紙の手紙、を多々発見。引越作業が止まり、読みふける。

色んな出会いでボクが出来上がったのだ。「i am made of みんな」。今後は会わない、そして会えないひとも。今・将来への気づき。温故知新。

幼い頃から携帯・SNS・チャットツールが当たり前の世代は、紙の「手紙」なんて書くのかな。現像写真がデジタル化されると嬉しいが、手紙は手紙のままでいて欲しい。なぜかそう思う。

が、大量の手紙。引越を機会に捨てようか。悩んだ。。。

今日の悩み: ”手紙なんて捨てる。過去は過去。新しい人間関係に向かおう。なのか、捨てられない。ふとした偶然で読み返すと気づきがある。チカラが湧いてくることも。”

案1:
紙は資源。エコで行こう。それにコンテンツが重要。紙の便箋や封筒は二義的。コンテンツはデジタルで十分。今ある手紙は場所も取るから捨てましょう。過去は潔くさようなら。必要なら写真でも撮ればよい。

毎日見るほどの価値がある分を手元に持てばよい。その他偶然に読み返して気づく学びぐらいなら、人生の日々の他の偶然で気づきえる。偶然読み返す手紙なんてそんな価値。捨てても何ら問題なし。

あるいは

案2:
手紙は捨てられない。もらった手紙とはつまり自分が何らかの形で愛されていた証。でも愛されているなんて人生でなかなか感じられない。年取るにつれ、ますます感じられなくなる。だから全部残しておこう。

年取ると、愛する側になることが多い。自分より年上の自分を愛してくれていた両親や親戚が遠くなる、そして会えなくなる。愛されるなんて昔のこと。

そして、自分も自分が好きになれず。なぜか年取ると自分が一生懸命になる機会が失われる。一生懸命じゃ無い自分は誇りに思えずなんか好きになれない。そして残念ながら鏡に移る自分をあまり見たくなくなる。。。

で、だからこそ、だからこそ、歳を取るにつれ、自分で自分を大切に思い愛することがより大切になる、と思うのです。他に誰もそう思ってくれないのだもの。だから意図的に強く「I love myself」でいないと。誰も愛してくれないなら、自分で自分を愛さないと。

そのためにも過去の手紙が、その数が、ボリュームが、チカラをくれる。愛されていた自分・一生懸命だった自分、を他者からもらった手紙、直筆の、時間をかけて書いてくれた手紙で、その数の多さで、再確認できるから。

だから手紙は「全部」取っておくといいね。他にこんなチカラをくれる存在はないんだもの。。。

ま、案1でも案2でも、どっちでも良いかな。ひとそれぞれ。第3の選択肢もありえる。人生に「正しい答え」無し。

大切なのは:
1.
どっちか悩む/どっちもあり/変化する、そんな自分を知ること
2.そして、自分と違う他人がいても、差別せず受け入れること
3.そして、大切な家族/恋人/仲間が悩み、辛く感じるその時に、案1、2のどっちがより心を落ち着かせ、安心させられる温かい言葉になるかを考えてプレゼントすること

そんな風に思ったりします。

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