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ピカソの凄さ:「探求・挑戦」で「変化」する、を見習いたい(素敵なリーダーになりたい編_v4-27)

今日は、仲間の代理で北陸の方でセミナーに。終った後に、参加されていたお客様と会話。1時間30分のセミナーだったけど、その方とはその後1時間、お話してしまった。

「もう70歳も超えているのに大変なんだよー。最近、転職した会社に色々課題山積で」とのこと。医療関係の仕事をしていて、今は別の業界。70歳も超えているのに、新たな業界でその制度とか、法律とか、勉強していて、良く記憶できますね、と驚愕なのですが、変えないとダメだ、意識が強くて、とにかく立派のひとことです。「1年後には黒字にして、あーして、こーして、どう思いますか」とのアレコレ。読書量もありそうです。

一言で言うと、そんなお歳だけど、与えられた業務に真剣で、現状打破すべきマインド高く、自分もまだまだ成長したく、勉強熱心。

で、ぼそっと「ピカソなんだよな」とのこと。意図的に言ったのでしょう、ちゃんと空気を読んで、ボクもそれに乗っかって。純粋に興味も持ったし、「ピカソ?どういうことですか?」

「ピカソは知っているでしょ。画家のね。その絵の良さはよくわからないかもだけど、ピカソは変化しているよね。自ら変わる。探究心。美術の表現への探求心。自分の可能性の探求かな。過去の栄光にすがって、惰性で生きないんだよ。それを見習おうって思って。新しい業界に70前に転職だよ」。

「知っている?青の時代、バラ色の時代、キュービズム、シュルレアリズムとかだよ。変化しているんだよー。過去の栄光じゃないのよ。」

ボクは「確かに、変化してますね。それはわかります」。今まで、ピカソに何も感じなかったですけど、今のお話を聞くと、ですね、変化し続けるピカソは尊敬すべきですね。

「あ、大学生の時にスペイン行って、マドリッドで「ゲルニカ」を見ました。その巨大さに驚愕でした。スペイン内戦というかドイツ軍の無情さ、戦争の不毛さが伝わりました。教科書で見たときは何も思わなかったですけど、本物は違いました。でも、ピカソへの興味には発展しなかったでした。。。

そう言えば、ウソか本当かわかりませんが、ノーベル賞を取った科学者などはその後に目覚ましい成果をあげないのですって。それで終わっちゃうみたいですね。他の賞と違って複数回取らせてもらえる賞ではないですけどね。なんかハングリーでなくなり、満足しちゃって。お終いみたいです。ピカソとは違いますね」。

ボクもピカソに絡んで連想されたことをこうおしゃべりした。

彼は続けて、「そうそうピカソは違うんだよ。それで、90歳以上生きたんだよ。探求心があるから、変化を自ら起こすから、死ねないよね。自分も見習おうと思って。」

良い話を伺いました。過去の栄光にすがらず、今も学びを貫き、変化していく。自分の興味あることの探求をやめない。疲れそうですが、いやいや、これが楽しいように思います。ボクもピカソを見習って変化をしていけたらと思ったのです。。。むむむ、一体、何を探求して変化していくのか。。。

Learn as if you were to live forever と同じですね。ガンジーの言葉。

「今日はこのまま帰るから、ジムに行くんだ。いつもなかなか遅いんだよ」とのことでお別れ。ちゃんと運動もされているのですね。素敵です。

「素敵なリーダー」: 過去の営業成績が良いからリーダーに。過去のマーケティング成績が良いからリーダーに。海外で良い成績あげたからリーダーに。過去を評価されてリーダーになります。そこがゴールと思うリーダー、いるかもしれません。そうではなくて、過去は過去。これからどうするかが課題です。過去を踏襲せず、変化しながら、曖昧な表現ですが、会社を「より良く」するために何をするか。仲間をどの方向にドライブさせるのか。一生探求で、一生挑戦で、一生学びで。そういう姿のリーダーには付いて行きたくなりますし、そこから学べて、自分がリーダーになった時に、同じように一生探求で、一生挑戦で、一生学びに取り組めそうです。

こんな素敵なリーダーになりたいですね。

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