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ボクともぐらと 33_職場でやさしくなれる裏技。スヌーピーにお任せ?

ボクともぐらさんは、やさしいひとになり、やさしいリーダーになり、やさしい組織を作ろうと、やさしさの虜になって、日々学んでいる。きっかけは「ぼくモグラキツネ馬」(絵本・寓話)に出会い、感動・共感したこと。小さな一歩一歩の学びの物語をここに。

もぐらさんは今日は有給休暇。最近ご多忙で、今日は会議が無いし、思考すべきも、資料作りも小休止、ということで、お休み。で、宿題のメールがぴょんとやってきた。

「のっくのっく、ボクさん、おはおう。今日はお休み頂いてますです。なのでメールは見ません。が、送りつけるだけ送りつけますね。noteネタをひとつ。やさしいリーダーがいると会社がよく、強くなると思うし、自分も、やさしいひとになることを夢見てますが、どうやったらなれるのかしら。頭ではわかるけど、どうもそうなれない時、ありますものね。イライラ、ムカムカ、なんだあいつ!みたいな。なので、”きゃほー、それって有りかも!”みたいな裏技ないのかしら。仕事の合間に考えて下さいませ。では、アロママッサージ行ってきますー。」

なんでやさしさを追求するかというと、やさしいリーダー(=強いリーダー)のもとで、組織が自然と強くなると信じるから。恐怖政治にならず、ワンマンにならず、裸の王様にならず、面従腹背にならず、やさしさにより仲間との真のコミュニケーションが生まれるから・仲間の心を本当に知れるから。これがまさに強い組織のスタート地点。結果、ビジョンへのベクトルが合う、自走する、自立・自律でモチベーションが上がる、助け合いが醸成、安心と挑戦が同居する、仕事がわくわくする、結果がついてくる。

で、やさしくあるためには以下みたいな特質(強さ)があればと思うけど、確かになんか重い・・・

やさしくあれる、なぜなら:
・他人は他人。すべてをコントールなんてできない、と思う、から
・だから期待通りに何事も完成しくれるなんて思わない、から
・そもそも期待しない(信じるけど)、から
・それに、自分の心が他人にマイナス方向に影響されるなんて悔しい、から
・完璧を求めない、だから他人のミスを許容できる、から
・そもそも自分は完璧なのか、と思う、から
・似たような意味だけど、平凡でいいじやないと思う、から
・平凡は無能とは違う、から
・マイナスばかり見ないで、良い点にフォーカスする、から
・それに、起きた現象をそもそもどう評価するかは自分次第と思う、から
・起きたことは・過去はしょうがない。その解決に・未来に心をフォーカスしようと思う、から
・何事も自己責任と思う、から
・利他主義でいる、から
・いつも笑顔でいるのが好きだ、から
・仲間のことを信じている、から
・とにかく仲間が一緒にいてくれることに感謝できる、から

わかる。けど、これってすぐにできなさそうだものね。生まれながらなのか、経験なのか、学習なのか、全てが必要なのか。で、上記とは違う稚拙な簡単なボクの裏技。ボクだけにしか効果なかったらすいません。やさしくなることの価値を信じるひとは使ってみてみて。

やさしくなれる裏技1: 「心を落ち着かせてくれる相棒」
笑顔の赤ちゃんの写真とか、わんこの写真とか見たら、にこっ!て笑顔になります?よね? あ、もちろん写真によるけど。自分がこれをみたら心が落ち着き、笑顔になれる、を知って、”目につくところ”に置く/持つ、で重要なのはそれに声をかけたり、笑ったり、何らかの能動的カウンターをすること。子供の写真とかの自分のやさしさのシンボルに語る、笑顔で答える、など。日本のオフィスだとあまりそういうことができにくい(慣習)かもだけど。チームで壁に張りまくればいい(リモートな世の中だけど)・・・

で、ボクはなぜか小さい頃からスヌーピーが好きで、自分でも理由はわからないだけど、今でもスヌーピーを見たり、自分で描くと落ち着く。だから職場では描くという能動的カウンターをする。イライラしたら描き、未然に防ぐために描く。ホワイトボードを使えば、ホワイトだから目と鼻と耳だけ3~4つの黒い丸を書いて、笑っている口をかけば終わり。なぜか効果がある。理由は不明。

ま、大の大人がそんなことできないよ、なんて声も聞こえそう。なので、同じ意味だけど、自分を落ち着かせてくれる音楽を聴く。今の”イヤホン”時代には簡単に聞けるよね。あるいは、会話したら落ち着く仲間、笑えて元気になる同僚を見つける。天使さんみたいなひとがいたりするもの。

ちなみに、ボクは転職や仲間と会社つくったりで、今6社目。で、天使さんは常にいる。10名の会社でもいる。他部署で利害関係無くて、なんだか天使みたいなひと。ボクが経営していたときは、愛嬌有る天使的なひとをどうにか採用したかった。面接でわかるか?問題があるのだけど、とにかく1名成功。「みんな大好き◯◯さん」。でも、他部署だと、リモートだと、会いたいときに会えない。から、ダメか。もぐらさんも有給休暇だし。では、やっぱりスヌーピーで。

やさしくなれる裏技2: 「あだ名」
上司・仲間にあだ名をつける。大会議では難しいが、なるべくあだ名で呼ぶ。上司にも、いないところではあだ名で呼ぶ。ま、場所はわきまえつつ。そうすると、なんだか、かわいい存在・親近感ある存在に思え、自分の好きな相手だと脳みそが思う(勘違いする)ような気がする。

且つ、向こうもそう思ってもらえる可能性もある。だから、仲間のミスなどにイライラしなくなる。自分が助けてあげないと、みたいな存在になるから。普段あだ名で呼んでるから怒りの気持ちが起きても「〇〇ちゃーん」「XXっちー」って言いながらだと怒りにくい。どうでしょうか?あ、でも本人が嫌がるあだ名、否定的なあだ名はダメだし、職場なので馴れ馴れしくないで!ぶひっ!と言われたら、影でこっそりで。

やさしくなれる裏技3: 「おちゃめな言い回し」
例えば、ミスしちゃった、という部下に、いろんな反応があり得ると思うけど、例えば:
・なにやってんだよ。自分で自分のケツふけよな
・ミス?その話、今は聞きたくない。後にしてくれ。
・え、ミス?俺の指示をうまく理解しなかったか。ま、解決するよ。
・え、ミス?ミスだとやばいぞ。ミスとか軽々しく言うな。上手くどうにか消すから、説明説明。

これらの言い回しを変えて、例えば:
・なにやっちゃったの。自分で自分のお尻ふきふきできる?
・ミス?その話待った!今ちと我ながら死ぬほどテンパってんの。後にできるるるぺこり?
・え、ミス?俺の指示が下手くそだったかもって俺批判かぁ?うそ。一緒に解決しよーぜ!
・え、ミス?ミスだとやばいなぁ、でも、そうかもしれんが、そうじゃないかもしれんぞよ。一緒に上手く完全隠ぺいしよーよ。説明しておくんまし。

幼稚?職場をなめてる?かもですが。そういう時代のような(時代でかたづけちゃだめだけど)。声が怖くて、顔が怒っていても、このような言い回しされると、和まないかな。

とにかく、仲間が部下が、自分の本音を語ってもらえるような、相談にきたくなるような、安心を生み出す、頼られるやさしいリーダーにならないと組織は強くならない。だから、接しやすさを醸し出すのは重要だ。イライラせず、怒らず、笑顔で、おちゃめで。

”ときどき、まいごになったきぶんになるよ” ぼくがつぶやくと、オイラもそうさ、とモグラがいう。”でもしんぱいしなくていいよ。オイラたちはきみのことがだいすきで、それにきづいたらかえるうちはすぐみつかる”」(「ぼくモグラキツネ馬」より) こうリーダーに言ってもらいたい。やさしいリーダーはこう言う。

”ふりおとされても、わたしがたすけるからだいじょうぶ”」(「ぼくモグラキツネ馬」より) こうリーダーに言ってもらいたい。やさしいリーダーはこう言う。

”みな、なにかをこわがっている” 馬がいった。”でもいっしょなら、こわくなくなる”」(「ぼくモグラキツネ馬」より) こうリーダーに言ってもらいたい。やさしいリーダーはこう言う。

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