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ネガティブ感情・マイナス思考がどうしても起きてしまう(v5-53 もぐらさんの悩み)

8月23日。水曜日。オフィスでもぐらさんがやってきた。「のっくのっく。ボクさんごぶさたです。突然ですが、ジョングク知っていますか? セブンです」。もう、本当、みんな大好きBTSです。「知ってるよーもちろん。一番のイケメン君ね。あれ、もしやセブン踊れるとか?」「あ、いや、逆です。ダンス音痴、リズム音痴、音楽音痴です。ダンスの上手い友達がやろーよ、上手下手コンビで!なんて言うのです。絶対ダメ。めちゃくちゃ下手くそだし、一生出来ないもの。」「そんなことないよ、練習したらできるよ。学習スピードにセンスはあるだろうけど、努力次第だよ、練習してみたら。で、見せてよー」。「だめだめ、スーパーマイナス思考ですから。できるわけがありません。決してできません。あ、で、下手なひと探しているのです。その友達が。なので、ボクさんどうですか?」「だめだよ。ボクもダンス音痴、リズム音痴、音楽音痴なんだもの。。。」「あ、だから、下手なひとを探しているのです!」「・・・」

今日の悩み: ”ネガティブ感情・マイナス思考はダメ、そう思わないように訓練すべき、なのか、そう思うのは変えられない。共存すれば良い、のか”

案1:
石橋を叩いて渡らない。いいですね。イヤなことはイヤ。怖いことは怖い。なるべく新しいことは挑戦したくない。アレはダメ、コレはダメ。欠点・欠陥・短所が気になる。どうせダメ。どうせ無駄。私には無理。。。

性格は変えられますね。変わっているひと、普通にいますね。自分でも変わったと思うことありますね。正確には、性格はひとつ、ではありません。色んな面があります。何かに面する時に、なんらかの傾向が強いだけで、他の面もあります。遺伝子の問題でもあり、教育の問題でもある。そして、おそらく、たぶん、上述な性格より、やってみよう、失敗していいじゃない、ひとの長所を見よう、あれがステキ、これがいい、そんな性格が強い方が、人生に得られることが多い、学べることが多い、成長することが多い、ように、思います。変えたいと思うなら変えられますね。やり方は本にもSNSにも溢れています。正しいかどうかはやってみないとわからない。それこそ、やってみよう!ですね。

あるいは

案2:
前向きで笑顔の臆病者。常にポジティブ思考の心配性。挑戦心の強い怖がり。ボクの思うあるべきリーダー像だ。逆に言えば、マイナス思考の挑戦大好きリーダー、ネガティブ感情で行動力旺盛リーダー、でも良い。ネガティブ感情、マイナス思考が悪い訳では全く無い。それらと共に行動すれば良いだけだ。何も考えずに乗りで挑戦するタイプより望ましい。共存すればよいのだ。ただ、行動することがセットだけれど。石橋を叩いて渡らない、という、石橋を叩いて渡る、をアレンジした、マイナス思考・ネガティブ思考、リスク感度が高過ぎる性格を揶揄される言い回しも、そこで終らずに続きを考えてみれば、別に何も問題ではない。石橋を叩いて渡らない。危険を感じる。リスクが高い。遠回りするがあちらの橋を渡ろう。急がば回れだ。あるいは、川を渡る選択肢も検討の余地がある。十分準備をして川を渡ろう。マイナス思考・ネガティブ感情は何も悪くない。

ま、案1でも案2でも、どっちでも良いかな。ひとそれぞれ。第3の選択肢もありえる。人生に「正しい答え」無し。

大切なのは:
1.
どっちか悩む/どっちもあり/変化する、そんな自分を知ること
2.そして、自分と違う他人がいても、差別せず受け入れること
3.そして、大切な家族/恋人/仲間が悩み、辛く感じるその時に、案1、2のどっちがより心を落ち着かせ、安心させられる温かい言葉になるかを考えてプレゼントすること

そんな風に思ったりします。

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