見出し画像

先延ばしが最高

学校教育が日本で働くビジネスマンたちに与えてきた弊害は計り知れない。失敗しないことを目的とした教育を受けた子供たちは何の失敗もせずに育ち完璧主義者になる可能性が高い。                                                                    親からも大企業に入って安定した生活を送れるようにいい大学を出ときなさい、などどいわれるのである。                                                                       これは将来のために今を犠牲にした状態だ。                                                 これでは人生が勿体無い。                                                                               人生の楽しみを先延ばしするような生き方は間違っている。人はいつでも幸せになれるはずだ。                                                                                          リスク回避のために貴重な十代の若い時間を受験勉強なんかに費やすだなんて勿体無さすぎる。それにそもそも大学入学なんてリスク回避にすらなっていない。十代、二十代は失敗なんか気ににせず好きことをやり続ければいい。                                失敗に対する免疫力も大事な能力だ。第一、今の時代青春を犠牲にして勉強し良い大学、良い就職先に行ったところでその会社は近い将来潰れる可能性が高い。

今幸せになるには将来の安定した生活を犠牲にしなければならないと勘違いされている方も多いかもしれない。しかし未来なんて言うのはその時になってみないと分からない。確かな今に焦点を当てた人生こそ素晴らしいのである。

今を生きるためには目の前の作業に没頭することだ。ゾーン状態は誰でも入ることができる。人を喜ばせる、力を抜く、競争しない、などちょっとしたコツだ。
数字に追われている状態は好ましくない。達成しなくてはならない数字を目指すというのは達成できていない今との比較になり、現状の否定を導きかねない。
未来が相対的に上になってしまい今が下になってしまうのはもったいない。
大事なのは今である。
働く人たちは未来の問題に囚われ過ぎている。ありもしない問題を設計して余計なストレスや不安に晒されている。
未来のことは未来になってから考えればいい。
過去に執着せず、未来を恐れず、今を生きろ。

AIやロボットの台頭により引き受ける仕事は激減した。今後は消滅の方向に向かっていくだろう。今、ホワイトカラーの職に就くための学習をするのはあまり懸命ではないかもしれない。仕事は受けるものではなく、作る時代に突入した。
これからはクリエイティブクラスの時代だ。
適切な問題を設計し、解決する作業はAIにはできない。
AIによって代替される人材の価値が下がり続ける一方で、代替されない人材の価値が劇的に上がる。
そして持たざる者と、持つ者の富の差が劇的に広がるだろう。
創造的な専門性をもつ知的労働者になることが求められている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?