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「高齢者がペットを飼うのは悪なのか?」問題を解決する(?)サービスあれこれ

今日は高齢者のペット事情について考えてみたいと思います!「自分勝手だ!とんでもない!」という批判を浴びせられそうなタイトルですが、きっと明るい未来が見えてくると思います!では・・・

高齢者がペットを飼うときに、まず問題になるのが

「飼い主の状況リスク」

ですよね。

例えば飼い主が高齢者施設に入居することになったり、入院したり、最悪の場合は突然亡くなられたりするケースも少なくはありません。

あとは、金銭的な問題もあります。年金でギリギリの生活だったりすると、ペットに必要な治療・ワクチンなどを適切に受けることができなくなる問題もあります。


では、他のリスクはどうでしょうか?

年老いたペットはもちろん人間と同じように様々な病気にかかりますし、認知症にかかって手がつけられない状態に陥ることもあります。要介護状態になったペットを高齢者一人で介護する様な状態になった場合はどうでしょうか?

負担は大きいでしょうし、ペットの生活の質の低下に繋がりやすい状況だと言えそうです。

以上を踏まえて・・・

どうしようか、ということなのですが、色々なサービスがあったりします。

例えば、ペットと暮らせる老人ホーム。ペットと言っても、金魚だけ!とかではありません。犬、猫も受け入れ可能な施設は徐々に増えてきています。ただ一緒に住めるだけではなく、ペットに対するサービスも色々と提供してくれたりします。

さあ、少し明るい未来が見えてきましたね!

例えばあるサービス付き高齢者住宅では、トリマー、動物看護、ドッグトレーナーなどの資格を持った介護士が勤務していて、ペットの調子が悪いときに見てもらったり、トリミングをお願いしたり、はたまたしつけまでお願いできてしまいます。もちろん、お部屋でペットと一緒に生活できます。

いや、施設に入るとペットが可哀想どころか、手厚いペットケアと犬好きの人たちに囲まれて、ペットの幸福度は爆あがりなんじゃないでしょうか??むしろ入りたくなってきてしまうような環境です。

もう一つご紹介すると、同じ様にペットと暮らせる老人ホームです。犬メインの様ですが、こちらも自分の愛犬と暮らせるのはもちろんのこと、施設で飼っている犬を自分の愛犬のようにみんなで育てています。入居前は歳もあって犬を飼っていないけど、本当は犬を飼いたかったという方にはとても良いサービスです。

この様なサービスがもっと進化して、例えばですが、老犬ホームと老人ホームをミックスした様なサービスであれば、飼い主とペット、お互いの老後を心配せずに安心した生活を送ることができます。

今後も高齢者独居率は増加すること必死ですし、生涯未婚率も低下することはないでしょう。日本ペットフード協会によると、ペット保有率は犬に関しては減少傾向にありますが、猫などは増加していて総じて横ばいとなっています。

ペットとの共生社会はこれからも続いていくので、高齢者×ペットの生活=不安といったネガティブなイメージから、幸せで豊かなイメージに変えていくことは、介護にっとっての重要課題なのかもしれませんね!

ではまた!

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