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大学生の恋愛について伝えたいこと

 前回は「中高生の恋愛について伝えたいこと」について書きました。中高生の生活とはどれだけ望んでも二度と訪れる事のない生活環境です。恋愛においても人生で最も簡単な時期となります。そのことを自覚して、どんどん失敗しながら成長して欲しいと思います。中高生で得た力のアドバンテージは今後の人生で他の人に大きくリードできます。是非頑張って頂きたいです。

  今回は「大学生の恋愛について伝えたいこと」について書こうと思います。過去を振り返って当時の自分に伝えたいことシリーズ第2弾です。前回の中高生から一歩進み、より自由度が増した状態だと思います。一方で時間が余ってしまう人も多いかと思います。前回同様に大学生の特権から恵まれた環境だと自覚し、恋愛を有利に進めて欲しいと思います。

時間が一番ある

 大学生の一番の利点は時間です。恋愛適齢期において一番自由な時間を確保できるのが大学生です。もちろん専攻によってはかなりきつい生活の場合もありますが、基本的に最も遊べる時期だと思います。夏休み冬休み春休みだけで年の半分は休みですからね。そして今後の人生でこれほど時間がある時期は老後しかありません。お盆や年末年始でも長くても10日が限度です。何かやりたいことのある学生はここでまとめてやった方が良いと思います。
 
 休みが半年つまり4年間で2年分あるので、この休みを何に使ったかによって今後の人生に大きく差が出来ます。2年間何かに全力で努力すれば大抵の事はある程度できるようになるからです。
 
 仮にも恋愛コラムなので2年間フルに恋愛に使ったとします。すると前回記事で書いた異性への目覚めが遅かった人もここで挽回することができます。大学生では今までの遅れを取り戻す事が可能です。そして今後そのような長い休みは存在しないので最後のチャンスとも言えます。

今までの自分をリセットできる

 前述した通り、長い休みを利用して今までの遅れを取り戻す事が容易です。さらに大学入学時は恋愛に関してかなり追い風が吹いています。そのひとつが今までの自分をリセットできることです。新しい環境、新しい人間関係になるので仮にこれまでモテないキャラだったとしても、生まれ変わる事が可能です。大学デビューってやつですね。
 
 一方で継続している人間関係もあると思います。最初は大学デビューとからかわれるかもしれません。しかし最初だけ長くても半年くらい我慢すれば言われることは無くなります。最近のミュージシャンと同じです。デビューしても半年もすればみんな存在すら忘れます。ここで動くか動かないかで今後の恋愛人生が決まると言っても過言では無いので是非やってみて欲しいです。

交流関係の拡大

 大学へ入学する事により交流関係が大幅に拡大します。例えば入学直後のサークルの新入生歓迎会がどこでも行われていると思います。これは出会いの宝庫です。人生で一番短期間に交流関係を広げる事が可能です。これに可能な限り出席します。これだけで500人以上の人と出会う事が可能です。単純計算で半分が異性だとすると250人の異性と出会うことが出来ます。ちなみに新入生歓迎会と言う名前ですがただのサークル紹介です。入る入らないはどちらでも良いと思います。また後述しますがここで出会った500人から更に合コンに呼ばれる等で他校と交流し、人間関係はより広がっていきます。恋愛に限らず交流関係は広ければ広いほど良いと私は考えています。全員と深く付き合う必要はありません。広く浅くで良いので繋がっているという事実が重要です。
 
 またSNSを利用して入学前にある程度将来の同級生と交流しておくのも手です。顔が見えないのでランダム性が高いですが、入学直後に友達がいないで、もじもじする時間を減らせます。異性だった場合は運命的な雰囲気を醸し出してそのまま交際までいける可能性もあります。私の頃はmixiというSNSが全盛期だったので割と簡単に未来の同級生と出会えましたが、今のTwitterやインスタなどでも可能だとは思います。SNSではめちゃめちゃ交流してるのに本人が誰だか分からない状況はなかなか面白く、3年生くらいでようやく発覚した時もありました。そういうトリッキーな出会いも可能です。

男女共に大人ぶりたい時期

 大学生にもなると大人が出来る事は大体できるようになります。そこで大人への憧れからまだ10代にも関わらずやたらと大人を真似しだします。合コン、ギャンブル、BBQ、飲み会、スノボ、旅行などのイベントの他にも服装、持ち物、髪形、趣味、スポーツまで高校生だった頃とはまるで違う事を始めます。
 
 その流れに乗ります。結局多くの人が乗る流れが王道となってしまうためです。そして多くの人は王道を好みます。つまり流れに乗らないというそれだけの理由で恋愛対象から外される恐れがあるのです。
 
 ちなみに私自身は王道を通ってきていません。イベントは好きだったので王道を通りましたが、服装や持ち物、髪形は自分が好きな物しかやりたくなかったです。みんな同じ格好の量産型にはなりたくなかったのもあります。私の頃はみんな黒スキニーにベストという服装で短髪が流行りでした。木こりとか揶揄されてましたね。しかし当時多くの人からモテたのはこちらのタイプです。やはり多くの人は王道が好きなんです。どちらを選ぶかは自由です。しかし結果から見れば分母が多い王道を選ぶ方が確率は高そうです。また当然ですが、量産型の王道を選ぶ相手も量産型です。欲しい相手によって決めるのも良いと思います。

新鮮なデートが可能

 大学生になると金銭的にも多少余裕が増え、休みも充実しているので中高生ではできなかったデートが増加します。これによって常に新鮮な気持ちでデートが可能です。初めての場所、初めてのアクティビティ、初めての食事と未知の経験が待っています。そしてお互いに未知の経験を共有することは二人の関係をより深める事が可能になります。当然未知に溢れているのでマンネリなんてするはずもありません。
 
 一方で社会人になった後のデートは基本的に、既にどちらかが行ったことのある場所などの経験したことがある事をやりがちです。それはこの大学生の時代にある程度の事は経験してしまったからです。要は恋人の元恋人と既に経験済みということです。私はあまり気にしたことは無いですが、人によっては気になるでしょう。基本的に大学生の頃はそのようなものは少ないです。ディズニーランドのような大型で超有名スポットは別ですが。

最後の学生時代

 大学生とは最後の学生時代です。今後は大学入学時のような集団での出会いの場は無くなってしまいます。またクラスというものは無くなりましたが、まだまだ学校でのイベントというものも存在します。しかしこれで最後です。
 
 今後社会人になればこのような事は一切なくなります。全ては自発的に動かなければ何も変わる事が無い無慈悲な世界になります。自動的に人と出会い、自動的にイベントが開催される、そんな甘い世界はここが最後です。
 
 そして恋愛の練習ができるのもこれで最後です。社会人になると多くに人は恋愛について学生時代にマスターしてきて当たり前という前提で恋愛が行われます。つまり学生時代にマスターできなかった人は同じくマスターできなかった人と結ばれるしかないのです。何度も言いますがやはり分母が多い王道が一番交際できる確率が高いです。つまりマスターできなかった人は王道から外れます。そして社会人になってしまえば、もう追いつくためのまとまった時間はありません。それゆえにやはり大学時代にある程度経験を積んでマスターしておく必要があるのです。

終わりに

 今回は「大学生の恋愛について伝えたいこと」について書きました。要点だけまとめれば「時間も出会いもめちゃめちゃあるから、ここで恋愛経験を積みまくれ」ということです。正直大学生時代の恋愛経験で今後の人生の恋愛が決まると思っています。実際に私の周りの結婚できない人は皆、学生時代にまともな経験を積んでこなかった人たちです。とりかえしがつくのがこの大学生までだと思うので是非頑張って頂ければと思います。
 
今回もお読みいただきありがとうございます。次回よろしくおねがいします。


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