月曜から夜ふかしに出たときの裏話
20XX年、某月某日。
わたしは、高円寺の行きつけの美容院で月に一度のヘアトリートメントを終え、商店街をぷらぷら歩いていた。
すると、でかい看板を持った女性スタッフとカメラマンが、道の端にちょこんと居るのが目に入った。
看板には「月曜から夜ふかしに出ませんか?面白い人募集!」の文字。
当時わたしは、魔女(師匠)の弟子をしていて、魔術や占いの勉強をしていたのだが、これって面白いのでは?という自負があった。
試しに話しかけてみると、「なんか魔女っぽいことできますか?」と言わ