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あきらめ?

嘘のように私の心は落ち着いています。
みんなと同じじゃなくていいんだって、本格的に思えている気がします。
まあたぶん、何回も”思えている気がしている”のでね。
次に不安の波が押し寄せるまではっていうね。

今は凪。

そして私は学校のテストそっちのけで娘と母(孫と祖母)の旅行プランを立てました。
見事にその期間だけ天気が悪い!

もっと落ち着いて設定すれば良いのですよね。
なんだかとっとと予定を立てて、さっさと行ってもらおうと思ってしまったんです。思い立ったらすぐ!
まもなく梅雨ですし。
天気ばっかりはしかたないんですけどね。

天候悪化、飛行機の欠航など、諸々ございましたが
無事に目的は達せられました。
メインの観光は天気にも恵まれ、素晴らしい自然や歴史に触れられ、思い出に残る旅行になりました。
楽しく贅沢なひと時を過ごし、満足かと思いきや、
やはり帰りは娘は体力がないので疲れが出ててしまったようです。

今回身に染みて感じたことは、
私って過干渉!ってことです。

もっと放っておけばよかった。
全部お膳立てして、これして、あれして、じゃあこれ!みたいに
遠くから指示ばっかりしているんです。
何しろ当人たちより経路や宿やスケジュールについて把握しているんですから。
本当に、便利な世の中になりました。困ったものです。

私が、しまった。 と思ったのは帰りに駅に迎えに行った時でした。
どこに迎えに行こうかとか、連絡がなかなかとれずやきもきしていたのですが、完全に電池切れの娘に、母が何を聞いても返答がなく、私に返事のしようがなかったようです。
やれやれ。母も大変だったろうなぁ。
それでも母は、二人きりだからよかった。と言っていて
私がいないことにより、母の代わり(足が悪いので、さっさと動けません)に何か聞いてこなければならなかったり、母の荷物を持って階段を上ったり
二人きりなのでお風呂に入って、ベッドで、いろいろ話したり。
それが負担をかけたかもしれない。とも言っていました。

私がいると娘もどうしても省エネで外界と関わっているんですよね。
私が察したり、先回りしたり、身代わりになってしまうのです。

車に乗るとパタッと倒れこむように眠る娘。

そのまま道中色々と母の話を聞きながら実家まで送りました。
母はそこそこ元気な娘しか知らなかったので
私が説明していた'落ちている娘'の姿はぴんときていなかったのですが、疲れると心の余裕もなくなり、母への反応もなくなり、返事もしない、見もしない。表情がなくなり、なるほどこういうことかと思ったようです。

なにはともあれ母も娘もお疲れさまでした。自宅へ帰ると、娘はやっと起き出してなんとかご飯を食べて元気を取り戻しました。

はじめての飛行機にボートに海の幸(これがほとんど食べられなかったようで、もったいない)
たくさんのお土産話とお土産と、洗濯物を出していると、バスタオルが2枚出てきました。
うわあ、また嵩張るものを!持ち物最終チェックしなかった!
アメニティ確認したのに、まさかバスタオル持っていくとは思わず。
ぬかりました。
過干渉なのに! 

でも重い荷物を持って、ちょっと無理するくらいの経験はいいのかもしれないです。
娘が2度と行かない、と言い出すのではとひやひやしましたが、
杞憂に終わりました。

とりあえずまた、一休みです。

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